stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ポケモン第二世代、第三世代について主に考察するブログ。

伝説ありオールドラフト1〜4周目 ピック時の思考と総括

二ヶ月くらい前に東京でアウオオさん等と会って飲んだ後に「ドラフトやろうぜ!」という流れになり(???)、こんなことして遊んでました。
全周回に参加して、通算で24勝10敗と非常に調子が良かったので、ドヤ顔で採用理由やドラフトのコツなどをまとめておこうと思います。
前半では、一週目から四週目を解説。
〜〜〜〜一週目〜〜〜〜
<構築と結果:3位(同率)>
50ミュウ みがわり かげぶんしん ころがる タマゴうみ ひかりのこな
55スタ−ミ− ハイドロポンプ かみなり れいとうビ−ム あまごい きせきのみ 1FFF攻撃努力値0
50ナッシ− サイコキネシス しびれごな ねむりごな だいばくはつ おうごんのみ
55ガル−ラ すてみタックル じしん のろい ほえる たべのこし
50ゴロ−ニャ じしん いわなだれ だいもんじ だいばくはつ せんせいのツメ
55エンテイ だいもんじ ソ−ラ−ビ−ム にほんばれ めざめるパワ−格闘 まひなおしのみ CCFF
ミュウ:
ピックの序盤は汎用性が高いキャラをとっておき、後からサポートにでもエースにでもなれるようにするというのは一種の鉄板(ちなみに、その極致がカビゴンであり、知る限りでは今回を含め、カビゴンをピックした人は毎回一位を獲得している)。
というわけで汎用性の権化であるこいつ。
剣舞とか特殊アタッカーの威圧感を発散しつつも、禁止伝説組やカビゴンを破壊できる転がる型で使おうかな〜っと思っていた。
ナッシー:
他の人の様子をにらみつつ、このへんから本格的に転がるミュウを主軸に考え始めた。
とするとこいつはサポートとして有用だし、転がる対策として人にとらせたくない。型は、対電気もさせたかったので結局黄金持ちのテンプレで採用。
スターミー:
ルギアに先制できて、バンギとかミュウツーにも強め。ナッシーと両取りしておけばエスパー受け破壊可能。
あと、コーヒーカップで猛威を振るっていたテンプレカビパをやすさんに作らせてしまうとまずいことになるな・・・と思ったのもある。
当初の想定としては、めざ虫持ち55レベルで蟹を粉砕することを考えていたがさすがに汎用性が落ちるので冷凍持ちのセミフルとした。
雨乞いは晴れソーラーホウオウ対策。
ガルーラ:
ここまでで、マルマインライコウヘラクロスあたりがきつい。このへんを埋めつつ攻撃的なキャラを選んだつもりだが、ちょっと性能が丸すぎた感はある。
ゴローニャ
ほぼ同上。また、これで爆破速攻できるようになった。このへんでゴローニャナッシーミュウの3体をサポートに据えることはほぼ決定。
エンテイ
ラスト1体は他の構築を見渡して刺さりそうなものを取ることができる。
見た感じ、スターミーとガルーラのWA&転がるミュウ裏エースで行けそうだが、これだとサイドンサンダーハピが揃っている対アウオオで壊滅してしまうので、ぶっ刺さるエンテイをチョイス。
☆ガルーラが活躍しにくそうな対しゃわにも通りやすそう。
<評>
対やす:ムウマにめっちゃ動かれたのが机だった。立ち回りも微妙。
対117:対117はスターミーの雨乞い雷が分身ミュウツーいけることを忘れていたのが残念だった。
対蟹・アウオオ:ほぼ想定通りの試合展開。
対しゃわ:対ルギアの立ち回りがもうちょっとなんとかなった気がする。
ドラフトは1週目に苦手意識がある。

〜〜〜〜二週目〜〜〜〜
<構築と結果:2位>
50プテラ@遺伝子 地震・原始の力・めざ飛・大文字 CDFF
50メガニウム@残飯 葉っぱ・地震・リフ・光の壁
55フリーザー@奇跡 冷凍・めざ炎・毒・リフ ACFF 攻撃0
50ランターン@粉 波乗り・10万・眠る・寝言 9FFF 攻撃0
50レアコイル@黄金 雷めざ氷トラアタリフ FDFF
55ラプラス@薄荷 冷凍10万ハイドロ眠る 1FFF 攻撃0
プテラ
このキャラプールでは滅茶苦茶強い。50レベルでもほぼ全員を抜けるし、水タイプ以外にだいたい勝てる。
最終的に、他にエースが立ったので50とし、火力を出すために遺伝子を持たせた。
50遺伝子でも55エレブーやドククラゲ程度は一撃で倒せる。
メガニウム
水タイプと、プテラでは後出し不可な電気に出して削る役。
この時点では55残飯で使うつもりだったが、最終的に50残飯二枚壁&葉っぱ地震とした。かなり活躍。
フリーザー:
自分がプテラを取っているのでこういうピックができる。
採用理由としてはエーフィがきつめなので特殊耐久が高いこと(適当すぎるだろ)。
対蟹に刺したい感じになったのでめざ炎持ちエースとした。ハッサムメタグロス型だったせいでボコられてしまった。
ランターン
水に強い水。自分がプテラを取っているのでry。氷WAがいるので対草は切った。
レアコイル
水に強い。フリーザーやプテラとの相性補完も良い。自分がry。電磁波サポートの必要性は感じなかったので変なところでわんちゃん作れそうなトラアタ持ちで。
ラプラス
終盤に他の人のピックを見たときこいつをエース運用したらかなり刺さるなと思った。
とくに対べきお・マシュあたりにかなり刺さる(べきおには出さなかったが)。
数値がとにかく高く、一致水技があるのでフリーザーと違ってツボツボなんかにも隙が無い。というかフリーザーが要らないのでは。
<評>
概ね、考えていた通りの試合運び。55セミフルラプラスがとにかく強かった。
対べきお:ドククラゲが50だったので、よりドードリオに強い(?)フリーザーを出した。
対アウオオ:ラプラスの冷凍&ハイドロでの崩し、メガニウムのキャラ性能、あとは運と相手のミスで救われた。
対蟹:初戦でハッサムの情報が全くなかったので翻弄された。素直にハッサムを文字で殺していたら勝てそうだったのが悔やまれる。
対しゃわ:メガニウムラプラス、あとプテラの数値で押しつぶす想定通りの展開。交代読み交代を決めたのが気持ちよかった。
対マシュ:ラプラスの性能で蹂躙。55鈍いグドラだけ無理だったが、鈍いを積まれたらレアコで先制できるようになって潰せるってのは我ながら天才だと思った。

〜〜〜〜三週目〜〜〜〜
<構築と結果:1位(4すくみ)>
55ヤドキング♀@薄荷 波乗り・サイキネ・爆パン・眠る 7FFF
50ワタッコ♂@麻痺 ギガドレ・宿木・眠り粉・アンコ 9FFF 攻撃0
50サンドパン♂@爪 地震・雪崩・剣舞・砂かけ
55キュウコン♀@残飯 放射・めざ電・メロメロ・身代わり AFFF 攻撃0
50ハクリュー♀@奇跡 10万・文字・波乗り・電磁波 1FFF 攻撃0
50グランブル♂@黄金 恩返し・雷・リフ・吠える
ヤドキング
蟹がバクフーンを取ったからキラーで・・・というのは半分冗談で、高数値の炎が多いこのプールでは単純に強い。
多分1体目でもヤドキング取ったと思う。
型としてはこういうキャラは55で使って数値を押し付けたほうが強いので、一致技を両方持たせて何かする気でいた。
もうほとんど水+エスパーへの受けっていないしね。
最終的に、格闘技を撃ちたい相手と局面が限られるので♀でフェイクをかけることにした。仮想敵としてはラッキーとニューラ。
ワタッコ
この辺で、メロメロキュウコン(めざパと両立可)を使うアイデアが浮かんだ。キュウコン自体はまだ取られないと思うので汎用サポートのこいつ。
サンドパン
ワタッコヤドキングと相性が良い(予備校的な感じ)。
ピカチュウがどうにもならないが、波乗りが55→50でも乱数であるため、爪で対策を妥協することを考えた。発想がひどい。
キュウコン
予定通り残っていたのでキュウコンをピック。
ドラフトの中盤以降は性別不明がどんどん減っていくため、メロメロが刺さりやすくなってくる。
性別不明がいるべきお・しゃわ以外に選出するつもり
めざパの属性は対べきお選出もありそうだったので、そこを加味してめざ電(ゴローンにはメロメロが通る)とした。しかしあやぴかが良かったのかも
ハクリュー
汎用サポート。また、キュウコン受けを取っておく意味合いも込める。
キュウコンは♀でもめざパが打てるが、氷草電のどれかしか持てないので、氷を持つ必要性を軽減しておく。
数値としてはこの段階でもまだ不安が残るが、三色技を高火力で打てるので実質的にはそれなりに強いキャラである。
技はキュウコンサポートの電磁波を確定とし、あとは選出しそうな相手に対して止まらないことを意識した。
基本的にドラフトでは交代せずに有効打を打ち続けることができると強い。
グランブル
サポートもエースも行けるキャラ(昔縛りパで活躍した経験を活かして、サポート&裏決定力で使うつもりだった)。
<評>
結果がついてきてないもののだいたいやりたいことはできたし、同率一位になったので、満足度はそれなり。
対蟹:雷はオニドリルに効果抜群ですよ?
対マシュ:クッソ強引にサンドパンピカチュウを処理。さすがに対ピカチュウ薄すぎた
対アウオオ:キュウコンが想像以上に火力が無かった。長期戦になると思って放射にしたがこれが凶と出てしまった
対べきお:結局ヤドキングをぶっ刺した。
対しゃわ:「♀ヤドキングの爆パンでラッキーを突破」はよかったが、その後の立ち回り&運が最悪だった。

〜〜〜〜四週目〜〜〜〜
<構築と結果:1位>
55ピジョット@残飯 捨て身・めざ草・リフ・身代わり
50ウソッキー@爪 雪崩・地震・鈍い・自爆
50ブースター@黄金 大文字・電磁砲・シャドボ・電光石火
50シードラ@奇跡 ハイドロ・冷凍・めざ電・煙幕 攻撃0
55オオタチ@薄荷 捨て身・爆パン・鈍い・眠る
55エビワラー@黒帯 とび膝・冷パン・めざ岩・マッハパンチ
ピジョット
序盤二人のピックしたカイロスオコリザルに強い。また、ピジョット自体が強い。
数値が高く、初代ポケなので身代わり等を持っており、普段は恨めしい中途半端な特攻も、化石連中を刺すために無駄にならない。
今回はほぼエースで使うつもりで取った。草4倍が色々な人に分散したので、めざ草で使うこともほぼ決めていた。
あとはカイロスオコリザルの岩技を抑えるためのリフと、変なところに刺さる身代わり。飛行技は不要。
ウソッキー
汎用サポート。めざパで4倍を取れないピジョット受けを自分で取っておくのも兼ねる。
この週に残っていた低数値電気くらいは余裕で潰せるので、ピジョット自体との相性も良い。
ブースター:
ユンゲラー対策。電磁砲やシャドボなど、めざパに頼らず多彩なサブ技を持てるのが偉い。
立ち回りを考えていたら、カイロスがちょっと削れてたりしたら文字+電光石火で倒せたりするので、電光石火持たせたのが思わぬところで役立った
シードラ
素早くて火力が高いので。・・・という割と適当な理由で選んでしまった。後で計算したら、アズマオウやオクタンのほうが良さそうだった。
オオタチ
最初は素早いノーマルに脳筋で50遺伝子捨て身でもさせ、ピジョットと攻撃範囲をずらして・・・みたいなことをしようと思っていた。
しかし計算結果、55オクタンや55アズマオウが非常につらいことがわかったので、55で使わざるを得なくなった。結局どちらも50だったため選出せず。
エビワラー
対べきおピンポ要員(エレキッドとかジュゴンのせいでピジョットが活躍できない)。
カポエラーではなくエビワラーを取ったのは、特殊めざパ(三色パンチ)と物理めざパを両立できて範囲が広いことと、初代ポケであるため。
絶対飛び膝対策をされると思ったのでマッハパンチも持たせた。
<評>
初の単独一位で嬉しい。
対アウオオ:めざ草リフ身代わりピジョットウソッキーが大活躍。
対蟹:出す順番がピジョットからだったら行けたかもしれない。リフで岩雪崩対策のつもりだったが、リフをかいくぐってくる10万まで持たれていたのが強かった。
対マシュ:意外なところで電光石火が役立った。オムスター破壊ピジョットもGOOD
対べきお:想定通りエビワラーで粉砕。

<ドラフト序盤〜中盤のコツ>
・強いキャラを見極める。この段階ではまだまだ合計数値の影響は少ない。
・編成を固め過ぎないほうがよいが、三週目あたりからは明らかに強いエースキャラの取り合いになるので、そうでもない。
・場違いに残った高数値ポケに蹂躙されることがあるので注意(コツじゃねーだろそれ)。