stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ポケモン第二世代、第三世代について主に考察するブログ。

コンテストバトルの部門ごとの特徴考察&主要なコンボ

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コンテストには5つの部門があり、すべての技がどれかの部門に属しているため、ひとくちに「コンテスト」といっても実は5つの環境がある。
今日は部門ごとの簡単な環境考察や主要なコンボ(パッと目についた範囲)を書いてみた。
その前に・・・
<今大会のローカルルール1:ポロック投与不可>
これにより、一次審査の結果が全員横並びとなり、一回目のアピールの順番はほぼランダムで決まる。
(一応、バンダナを持たせると1番手の取り合いができたりする)
<今大会のローカルルール2:技重複の禁止>
特に強力な、道連れに繋ぐコンボ、気合だめから繋げるコンボなどは各自1部門でしか使用できなくなる。
道連れコンボはともかく、他の強力なコンボに関しては類似のものも多いため、知識量が問われる。
ということで知識を補ってくれるページ一覧↓
GBA版ポケットモンスター 効果別コンテスト技リスト(かけるのページ)
・・・全ての技の効果が網羅されている。コンボ起点となる技にはリンクつき。
コンテスト技コンボ(EverStone)
・・・コンボの組み合わせが網羅されている。コンボ対象となる技はこちらで探そう。

この記事自体も、これらのサイトを見つつルビーでコンテストを遊んでた頃の記憶をもとに書いた。
※かわいさ、かしこさ部門に関しては個人的に経験が乏しくて、あまり書けなかった。
※以下、技の効果は〇が基本得点、▼の数が基本妨害点を示す。

<かっこよさ部門>f:id:stoic4486:20190123191257p:plainf:id:stoic4486:20190123192425p:plainf:id:stoic4486:20181224214728p:plain
技からみた環境雑感
電気、飛行、ドラゴン、格闘など、男の子に人気そうな属性でコンボを組みやすい。
絡め手としては、次ターンに先制を取る技がこの部門だけに存在する。
その一方で、一番手から妨害をばら撒ける緊張技が1つも無い。
比較的シンプルに高火力なコンボと妨害技が飛び交い、その駆け引きが発生する部門となる。
主要なコンボ、組み合わせ、強力な技
きあいだめ〇▼▼▼→メガトンキック〇〇〇〇 (サワムラー等)
・後攻を取れれば、きあいだめの効果は実質4点技と同等になる。
・きあいだめは他にも非常に多くの技に対してコンボを繋げることができる。
サワムラーはメガトンキックを自力で覚えるのが偉い。

こころのめ〇〇〇→とびひざげり〇〇〇〇〇〇 (チャーレム等)
・反動技にコンボを繋げることで1ターンに12点も稼げるハイリスクハイリターンなコンボ。
・単純な高得点コンボの打ち合いになった際、上から微妙な妨害をかけられる心の眼も地味に効いてくる
・反動技はかっこよさ部門が一番多く、その全てにコンボを繋げることができる。

じゅうでん〇〇→ボルテッカー〇〇〇〇〇〇など(ピカチュウ等)
・充電からほとんどの電気技にコンボが繋がる。
・この部門で充電の効果はあまり強くないのが難点だが、運良く心眼サワムラーなんかの次の番に回ったときはボーナスが貰える。

りゅうのまい〇→ドラゴンクロー〇〇▼(レックウザ等)
・かっこいい調子上げ技のうちコンボに繋がるのは龍の舞だけ。
・1ターン目のポイントを低めに抑えて後攻に回りつつ、かっこいいアピールをした相手に大き目の妨害を叩き込む。

せいちょう〇→タネマシンガン〇〇▼(フシギバナ等)
・竜舞コンボに類似で、非常に強力な「相手の獲得ポイントを半減させる」妨害技に繋がるコンボ。
・剣の舞→居合切りなども同じ効果だが、成長はソーラービームハードプラントなどの大技にも繋がるのが違い。

つつく〇〇〇〇→ドリルくちばし〇〇〇〇(オニドリル等)
・一部の飛行タイプが可能なコンボ。
・飛び膝コンボ等に比べると火力は見劣りするが、リスクを抱えず安定した高打点を持てるのが強み。

高速移動〇〇〇&燕返し〇〇(オオスバメ等)
・コンボではなく、効果にシナジーがある組み合わせ
 (ツギ1バン(先制技や高速移動)→1番手でボーナス4点)。
・かっこよさコンテストの場合、それに留まらない有力な組み合わせとなる。
・具体的には、1ターン目に全員かっこいい技を打った場合、2ターン目の開始時にエキサイトが4まで上がっているため、先制してるキャラがエキサイトボーナスを確定で受け取ることが出来る。
・他の部門でやると先制技が部門不一致になって成功しづらいため、この部門特有の組み合わせと言える。


<うつくしさ部門>f:id:stoic4486:20181024141702p:plainf:id:stoic4486:20181024141542p:plainf:id:stoic4486:20181102130052p:plain
技からみた環境雑感
炎、氷、水などの神秘的な(?)技が多め。
特殊効果なしの4点技は全部門で最多、退場技も習得者の多い爆破が一致技として使えるため、総じて火力がインフレしやすい部門と言えるかもしれない。

主要なコンボ、組み合わせ、強力な技
日本晴れ〇→オーバーヒート〇〇〇〇〇〇(等:炎タイプ全般)
・晴れオバヒはどちらも不安定な効果だが、ハマると凄まじい火力に。
・日本晴れは他の炎技全般やソーラービームにも繋がる。
・なお雨乞い→水技コンボは、炎系と比べると、雨乞いが美しさ一致しない、オバヒのような反動技が無いため、単純な火力で劣る。

あられ〇▼▼▼→粉雪〇〇〇〇⇔吹雪〇〇〇〇
・どちらも不安定な雨乞い、日本晴れと比べると、霰はあのきあいだめと同じ効果という強技。
・後手に回れなかった際は粉雪→吹雪のローリスクコンボも撃てる。

冷凍パンチ〇〇〇〇⇔炎のパンチ〇〇〇〇
・4点技を2つつなげるコンボ。どちらから打ってもコンボ成立。
・道連れコンボや大爆発が本命のゲンガーあたりが片手間に打つことになりそう。

成長〇→はなびらのまい〇〇〇〇▼▼▼▼
・成長から繋がるのはかっこいい草技が多いが、この組み合わせは両方美しさアピールになる。
・ただし調子上げ技は反動ターン技と一緒に打つと☆の恩恵を受けるターンが1回減ってしまい、若干効率が悪いのが難点。

黒い眼差し〇〇→道連れ〇〇〇〇〇〇〇〇(ゲンガーなど)
・道連れコンボは16点に到達し、1ターンでそれ以上稼いでも総合得点に反映されないらしい(?)。
・したがって、コンボ起点技と一致する部門のほうが総合的に点を稼げる。
・黒い眼差し自体、美しさ部門唯一の緊張技でもある。

自爆、大爆発〇〇〇〇〇〇〇〇
・退場技が2種類あるのはこの部門だけ。
・習得者も非常に多いため、仮に道連れ使用者がいなくとも最終ターンは火力がインフレしがち。
・これを逆手に取った(?)ものまねコータスが優勝したことがある。


<かわいさ部門>f:id:stoic4486:20190123191216p:plainf:id:stoic4486:20190123192528p:plain
技からみた環境雑感
ノーマルタイプの小技など、威力が低めだったりかわいい技が多め(そりゃそうだ)。
反動技、退場技が一つもなく、全体的に火力が出にくい特徴がある。
かといって他の部門の高火力コンボを持ち込むと、部門中最多の緊張技に泣かされそうだ。

主要なコンボ等
甘える〇〇▼→てんしのキッス〇〇(トゲチックなど)
・緊張技は数多くあれど、緊張技「に」繋がるコンボはこれと糸を吐く→クモのすのみ。
・甘えるの効果はドラクロと同じで、部門一致に対して強力な妨害をかけられる。

水遊び〇〇〇〇→水鉄砲〇〇〇〇(ラブカスなど)
・いわゆる「遊びコンボ」。かわいさ部門の中ではずば抜けた得点を稼げる。
・水鉄砲は泥遊びでも代用可。

泥遊び〇〇〇〇⇔どろかけ〇〇▼(ナマズンなど)
・遊びコンボに妨害技を盛り込むこともできる。
・かわいく緊張技を打ってきた相手にどろかけで逆襲しよう。

フラフラダンス〇〇〇〇▼▼▼▼(パッチールノクタス
・この部門で唯一「行動不能」の反動を持つ大技。
・コンボには繋がらないが、気合パンチ等で後ろに回ってから撃つと強そうだ。

ほしがる、なりきり〇(マッスグマなど)
・全部門でも4つしかない「前の敵全てのポイント合計÷2を追加で得る」という大技。
・他の全員が妨害せずに高火力コンボを決めてくるような局面では最強クラスの火力になる。
・全然稼げないこともあるので、使う側も使われる側も厄介な技ではある。


<かしこさ部門>f:id:stoic4486:20190124130013p:plainf:id:stoic4486:20190124130044p:plain
技からみた環境雑感
ゴーストタイプ、悪タイプ、エスパータイプなど頭脳派揃い。
妨害技がとても豊富で、調子上げを解除する技や直前敵のみ妨害する陰キャ技もこの部門がずば抜けて多い。
一方で緊張技もかわいさ部門に次いで多いため、どの順番でも対応できる立ち回り、構成が問われる。

主要なコンボ等
糸を吐く〇〇▼▼▼→クモのす〇〇(アリアドス
・賢さコンテストを象徴する「直前敵のみ妨害の2点技」から繋がる緊張技。
・緊張技「に」繋がるコンボは、これと甘える→天使のキッスのみである。

瞑想〇〇→サイコブースト〇〇〇〇〇〇 (ルギアなど)
・ルギア等の伝説エスパーが可能な、道連れを除くと賢さ部門では最高火力のコンボ。
・上記のとおり妨害技が飛び交う環境なので、妨害ターンにうまく瞑想を合わせられるか、サイコブーストを打ってしまうか、の読み合いが発生しそうだ。

天候技→ウェザーボール〇〇〇〇 (ポワルン
・賢さ部門で唯一、追加効果の無い4点技がウェザーボール。
・残念ながら天候技に賢さ一致技は無いので、勝ち切るにはもうひとひねり必要そうではある。


<たくましさ部門>f:id:stoic4486:20181024141806p:plainf:id:stoic4486:20181102125424p:plainf:id:stoic4486:20181102125438p:plain
技からみた環境雑感
地面、岩、ノーマル、格闘など、パワー系の属性の技が多い。
全体的な技性能としてはかっこよさ部門によく似ているが、あちらとは逆に後攻を取る技が多いのが特徴的。
捨て身、突進、馬鹿力といった反動技が全部コンボ対象だったり、妨害技も豊富にあるため、4番手をとることの重要性が普段よりさらに大きくなってきそうだ。

主要なコンボ
きあいだめ〇▼▼▼→とっしん〇〇〇〇〇〇 (サメハダーなど)
・きあいだめ系のたくましい技から繋がるコンボは、全体的にパッとしない。
・したがって気合だめ自体がこの部門でも強力な技である。
・突進系の他、たくましさ部門だとパンチ系や、頭突きなどに繋がる。

かたくなる〇〇→すてみタックル〇〇〇〇〇〇(ジーランスなど)
・同系統のきあいだめに対して、一致ボーナスを稼ぎつつ一回だけ妨害を防ぎ、ちょっとだけ得点で上回る。
・転がる、体当たりなど、先制でローリスクで打てる技にもつながる。

ロックオンor心の眼〇〇〇→ばかぢから〇〇〇〇〇〇(レジ系など)
・たくましさ版の心眼飛び膝コンボ。
・レジ系は他にも原始、大爆発など強力な技を持っていて地味にコンテスト向きポケモン
・だが、ロックオンを覚えさせるには50レベルを越す必要がある。

呪い〇〇〇→道連れ〇〇〇〇〇〇〇〇(ゲンガーなど)
・たくましさ部門だと後攻に回って減点のリスクを減らしてからの道連れというのが一種のテンプレコンボ。

のろい〇〇〇→うらみ〇 (ジュペッタ、ゲンガーなど)
・恨みが1点技なのでコンボとしての打点は小さい。
・後攻技→後手ほど高得点、という効果がシナジーを生んでいる。
・道連れポケモンが呪いを腐らせないための通常打点として使える。

ホネこんぼう〇〇▼→ボーンラッシュorホネブーメラン〇〇〇〇 (ガラガラ)
・コンボ待機状態の相手に+▼▼▼▼という特大の妨害をしつつ、自分は高火力コンボを決める。
・この3つはどこから打ってもお互いにコンボが繋がるので、4点技コンボとして運用するのも良い。