ラティラティ構築を考えてたらラティオスがヌケニンに進化した。
第六回エメラルドミーティングの05ダブル突発で三連勝して優勝!
前回は良い所まで行って1192さんに凹られたので、適当大会とはいえ割と嬉しい。
概要
ラティアス@オボン ドラクロ・威張る・こご風・守る 臆病HBS
メタグロス@キー コメパン・地震・大爆発・守る 陽気AS
カビゴン@残飯 捨て身・地震・鈍い・自爆 意地っ張りHAB
ウインディ@クラボ 大文字・噛み砕く・めざ草・守る 控え目CS
スターミー@雫 ハイドロ・サイキネ・10万・守る 臆病CS
ヌケニン@ラム シャドボ・銀色の風・あやぴか・守る 陽気AS
ヌケニンが異彩を放っているが、基本的にはラティラティの改良版であるため、その文脈から解説していく。
まずおよびがめちゃ強だったので残留。
ラティグロス
05ダブルの結論パ的な扱いになっている柏スタンで主軸として据えられた、S操作&威張るラティ+グロスでガンガン抜いていくという並び。
この並びは型や配分でいくつかの方向性があるのだが、ごく単純に言うと、グロスのSが高い方がミラーにおいて有利で、グロスは突き詰めると陽気AS配分になる(威張る地震で相手のH振りグロスを落とせる)。
で、グロスの3つめの攻撃技はサンダーを殴れるめざ岩が一番広範囲だが、めざ岩だと最速にできないみたいな微妙な兼ね合いがあったりする。
今回は最速で使うと決めていたので自動的に3つめの技は大爆発。
グロスを最速まで上げると、電磁波ほど極端なS操作は必要なく、ラティアスのS操作はこご風。
地震や大爆発など強烈な全体技を通す状況を一手で作りやすい、挑発されない、スリップダメージに期待できる、などの点も優秀。
カビウイン(ウインケンタ)/
相手のアスグロスに強いのがこのへん。
つまりラティを破壊できる奴+グロスを縛れるウインディの並び。
ケンタウインは非常に攻撃的で、メタグロスの隣に向かってあまり考えずにノーマル技をぶっ放せばよいのが偉い。ラティと同速なので、一応縛れているわけではない。
カビウインはラティを縛れているわけではないが、1192さんが愛用している鉢巻カビゴン+ウインディであれば拘り捨て身(破壊光線)でだいたいのラティを落とすことができる。ケンタウインと並べた際の長所として、ただラティグロスに強いだけでなく、ウインディが得意でない水や電気にはカビが頑張れるので単純に相性がよい。
カビゴンは残飯持ちの鈍い+自爆という形を長いこと愛用していて、今回もこれを流用した。
後述のとおり爆破や地震を通すのがパワーあるなと思ってたので、残留は健太でなくカビ。
参考:鉢巻カビゴン+ウインディ 鉢巻ケンタロス+ウインディ
残り2枠→
で、ラティオス+ケンタロスを対地面とか対水とかに役割設定しながら半年ほど使っていた。
(ラティ二枚採用がコンセプトで、使いながら洗練)
・・・のだが、
・素早さが110族止まりでケンタやラティと同速ゲーになりまくる。
・結果としてグロス処理が安定しないような盤面がいくつかある
・同様にゲンガーも面倒。とくに鬼火持ちが困る
・スターミーに一回は自由に動かれるのでスターミー+グロスが重い
・二体が爆発するのに守る持ちが現状4体しか入らない
・相手のウインディが若干重い
・これらの結果として選出や立ち回りの幅が狭い(気がする)
などの問題を感じており、その解決策としてヌケニン&スターミーを採用。
スターミー
ラティ+最速グロスを主軸に据え、相手のグロスまでグロスで見ることにしているととにかくウインディが面倒。で、ウインディでグロスを見る戦法に対して、当然ながらスターミーなどの水ポケモンが強い。
110族の上を取れて、自分自身が、、などの並びを作れるようになる。
柏スタンでも採用されていたポケモンだが、110族を抜ける、メタグロスに高打点といったところも偉い。
主砲ハイドロと対ゲンガーのサイキネ、汎用技守るは確定で、最後枠は要検討。
ヌケニン
ゲンガーと並ぶ地震&爆破を無効化できるポケモン。
ゲンガーだと対スターミーや対ラティが余計に重くなっちゃうよなーということで、ヌケニン。
もともと05ダブルはヌケニン打点を確保するのが割と困難なゲームで、
、たまに
これくらいしかヌケニンを殺せる技を持っていない。
書き出すと多い感じもするが、これらが1枠しか入ってないなんてことも。
05ダブルのヌケニン対策(威張るは含めない)
— stoic (@stoic4486) April 5, 2019
グロスウインに関しては最速グロスやスターミーで行けるし、ケンタロスのめざ霊なんかも基本的には弱い択なので、ヌケニン使うならこの瞬間しか無い!と思って採用。
ちなみに、意地っ張りにすると無振りスターミーがシャドボで確定一発、無振りラティオスが乱数一発になったりする。
技はシャドボ守るが確定で、あとは要検討枠。
微調整
<ラティアスの物理耐久>
ラティは生きていれば何かしら仕事して強いキャラなので、CDは無振り、ケンタロスの破壊光線を7割方耐えるくらいにしてある。なお臆病最速は確定とすると破壊光線を確定耐えすることはできない。
<ウインディの炎技>
ケンタロスには全体的に強めなのでオバヒではなく大文字。対グロスが厚いのでオバヒでもいいのかも。
以前からの惰性でサブ技としてめざ草を採用してるが、スターミーが対地面で存在感がありそうだし、神速や手助け、威張るなんかでもいいかもしれない。
<スターミーの4つめの技>
ヌケニンもいるので対ラティは充分とみて、ギャラガラなどに強めの10万。カビゴンの隣で便利、ケンタロスの上を取れてることを活かせるリフレクターでも良いかも。
<ヌケニンの残りの技>
GBAヌケニンはサイドチェンジも影打ちもなくて圧力が低いため、放置されても嫌がらせをしまくれる怪しい光を3つめの技として採用。
技構成は銀風をとりあえず遺伝させてあったのだが必要性が薄い。日本晴れ、泥棒、秘密の力(麻痺狙い)、めざ格(最速にできないのがアレ)、嫌な音(カビゴンを怪しい光+音で無理矢理倒す)あたりが候補か。
余談、パーティの穴など
結局のところ、
>>>
※は、スターミーが耐久無振りの場合A187グロスの威張る地震で両方落ち、アスグロスに弱め
みたいなざっくりとした三すくみ構造がある。
☆はカビケンタに制限はされるので微妙なところだが、威嚇無効物理+水ということで。
これらを取り入れつつ
++@1~~う~~んみたいなことを思いながらレンタルロムを組んでいたところヌケニンの存在に急に思い至ったみたいなところがあるので、ここまで書いた内容は全て後付理論と言っても過言ではない(は????)。
現在の並びの欠点としてサンダー+ウインディなどにやや弱い。
ヌケニンの存在からサンダー単体に突破されるということはまず無いが、サンダー+ヌケニン打点(めざ岩グロスでもウインディでも)のような並びを考えたとき、守れない自爆カビ+ヌケニンでは足りておらず、ラティアスが電磁波持ちではないためサンダーを機能停止させることも難しい。
今回はヌケニンのデビュー戦だったので調子に乗って選出しまくったが、たぶん見せポケとしてもっと選出率を下げ、カビウインアスグロスみたいに手堅い選出の割合を増やしたほうが強い。
第六回エメミの対戦記録
ログを取ってないので互いの選出と初手行動のみ記載。
対1192(野試合) 負け
対 控え
初手忘れた
ウインディの噛み砕くDダウンなどを引いて両縛りが2連で続く好機を得るが、ハイドロを外して負け。
「ヌケニンがいたところで何も圧力無いからウインディ大事にしながら二対一にすればいいだけみたいなとこあるよな」
という話をした。
なるほどと思いヌケニンの最後の技を放置しづらい怪しい光にした。
対ハンター(大会一回戦) 勝ち
対控え
s☆→ヌケニン hアス威張る→hグロス
hグロスコメパン→カビ sカビ自爆→スターミー
hラティアス落ち→ウインディ メタグロス残2割
初手爆破を決めてラティアスを処理し、後はヌケニンスターミーでごりごり詰めて勝ち。裏がメタグロスだったのがちょっと怪しくて、ウインディで良かったかもしれない。
対ふぉんでゅ(大会二回戦) 勝ち
対控え
sウイン→ヌケニン fマルマイン大爆発→スチル
fゲンガースキルスワップ→スチル sグロス大爆発→スターミー
相手のやりたいことは知っていたのでマルマイン(レジスチル)方向に最大打点を通し続けることを意識。あやぴかでレジスチルの一回目行動をキャンセルできたのが幸運。ハイドロ外しなどヒヤッとしたが眠られる前になんとか押し切って勝ち。
対ミーサ(大会決勝) 勝ち
対控え
mサンダー→mグロス mアス威張る→mグロス
sアス威張る→sグロス sグロスコメパン→mアス アス落ち→サンダー
ssl.twitcasting.tv
初手でサンダー放置の択を通す。
ラティアスを落として出てきたサンダーには威張るを打ったところ永遠に自傷し続けてくれる。
結局サンダーが4/5くらい自傷しまくってくれた。
クロバットの威張るワンチャン狙いもむなしくラティアスカビゴンで詰め。
とにかく威張るが飛び交う試合だった。