今年、コロシアム乱数が簡単になったことで理想個体のライコウ、スイクンが対戦環境にどんどん参入していくことが予想される。
先日の三世代座談会でもキャラ一覧表を兼ねて出してもらった去年更新のキャラランクを使いつつ、理想値ライコウスイクンの追加・増加による影響を考察した。
画像の見方
ライコウスイクンは当時理想個体がほぼいない前提での位置(モノクロ)で乗せたが、理想個体が手に入ることで予想される位置(左右位置は変わるかもしれず、左から2番目くらいに来る可能性は全然あるが、新参ということで(?)とりあえず末席に置いておく。)をカラーで示した。
またその影響で今いる位置より強くなりそうなキャラを赤枠、弱くなりそうなキャラを青枠で囲った。
キャラランク自体今見ると結構変える余地あるかなと思ったりもするのだが、ひとまずキャラ同士の位置関係は、「令和元年版」からライコウスイクン以外変更していない。
大型アップデートの内容
強くなるキャラ
弱くなるキャラ
サンダー、ミロカロス、サンダース、ハピナス、レジアイスなど
ライコウスイクンと役割が被る(対グロス、鋼地面炎、サンダー等)キャラ。
ラティもこの範疇かもしれない。
ライコウスイクン自体への強さにアイデンティティを見いだせるキャラもいるし、どっちがハマるかは構築次第なところもあるため、そんなには下がらない。
その他最上位キャラへの影響
カビゴン
ライコウスイクンに強いキャラでもあり、トップは揺るがない。
ただし、対ライコウスイクンを極めるなら鈍い恩返し欲しくね?
とか、物理や草が強い等少し窮屈になる。
今ほど自由奔放にいろんな技を打ち分けるのは難しくなるだろう。
メタグロス
スイクンではっきり止まる。*1
ライコウに負けることが有り得る。
地面が増える、等やや扱いづらい。
が、爆破とかで誤魔化せなくもないレベルで性能が高いし、ライコウスイクンとの補完も効く(対カビ、対地面、対サンダーなど)キャラなので、結局充分に強いだろうという感じ。
結び
一見してわかる通り、直観的な点を書き出しただけでも、ほとんどのキャラに対して影響がある。
ただ、乱数調整が現実的になったとはいえ、特にライコウは依然として結構難しいらしく、例えばくどオフの参加者全員が使いたいときにライコウをホイホイ使える、というわけにはいかないだろう。*2
したがってライコウスイクンの影響もじわじわと数年単位で出てくるのではないかと予想している。
ということはその間にライコウスイクンとは関係ない文脈で新たな戦術が開拓される可能性も十分にある。
数年後のキャラランクは今の予想とは程遠い形になっているだろう。
キャラランク自体にまだ考察、改良の余地があるところに、ラティ有無、金属音サンダー”解禁”に匹敵する甚大なアップデートが来たし、何より今年は新型コロナ情勢の煽りでGBA実機対戦環境がほぼ止まっているため、完全に机上の空論に基づく考察であることを注意しておいてほしい。