stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ポケモン第二世代、第三世代について主に考察するブログ。

鈍いカビゴンのメイン技による立ち回りの変化

ノーマル技等倍のカビ潰しで流しに来る相手と戦う場合。

・恩返しの場合
素で無振りサンダーとかヘラ2発
威嚇込みで無振りマンダ3発
打ち逃げが強いのかも。

・のしかかりの場合
のしかかりでヘラ2発で倒せない
威嚇込みで桂馬ンダに4耐えされる
鈍いを積むと、
ヘラ2発(なおかつ素早さに多少振っとくと鈍い積んでも麻痺意地ヘラ抜ける)
威嚇込みで桂馬ンダ3発

とりあえず鈍いを積む動きのリターンがけっこう大きいかも。

もちろん相手にフーディンとかソーナンスみたいなアンコ持ち、カイリキー(鈍い積んでも鉢巻けたぐり一発)がいる場合は変わってくるから、完全にケースバイケース。


ただ、とくに鈍いのしかかりカビの対ヘラ突破を考えると大事なのかもしれないと思った。

カビゴン 対 サンダース
ダース→ヘラチェンジ カビのしかかり 麻痺 半分削れずに根性発動
なおかつ拘り固定できてない。
こうなった場合、次ターンの読みあいがものすごく辛い。(ヘラにとっても辛くはあるが)

さらにたとえば

エアームド 対 サンダース
カビチェンジ ダース願い事
ダース→ヘラ カビゴンのしかかり ヘラ麻痺しつつ?全回復。
こんなのも当然ながらダメダメ。麻痺を引いたとしてもリターンが薄すぎる。

エアームド 対 サンダース
カビチェンジ ダース願い事
ダース→ヘラ カビ鈍い
ヘラ何か打つ カビのしかかり ヘラ麻痺する?
ヘラ麻痺の場合→のしかかりで追撃KO
麻痺しなかった場合→こだわった技を見て控えのヘラ対策にチェンジ
なおかつ、ある程度耐久振りをしたノイ棒(167-96)であっても、135カビの

鈍いのしかかり(102~120)
+素のしかかり(68~81)

でぴったり落ちる。

ただ、考えるべきは、鈍いを積んだとはいえ役割遂行可能なHPがカビゴンに残るのかという点。
自分の使っている鈍い雷カビで考えてみる。
(257-135-98-76-166-55、残飯16)
194ヘラの鉢巻瓦割り→鈍い1積み:170~201/257
176ヘラの鉢巻瓦割り→鈍い1積み:155~183/257
一方で
C振りダース(162)の10万のダメージは53~63。
Cほぼ無振りダース(131くらい)の10万は43~51。

したがって瓦割りくらって麻痺を引いた場合は
ヘラチェンジ カビ鈍い
ヘラ瓦割り カビのしかかり ヘラ麻痺 残飯
カビのしかかり ヘラ死亡 残飯
となって、残飯が2回入るので、特化ヘラ+特化ダースの場合でも耐える。

一方で瓦割り食らいつつ麻痺引かなかった場合は
ヘラチェンジ カビ鈍い
ヘラ瓦割り カビのしかかり ヘラ麻痺しない 残飯
カビ誰かにチェンジ ヘラ瓦割り
となって、この時点でカビのHPは
ヘラが特化してる場合:72~103
ヘラが176とかの場合:90~118
となって、次サイクルで
誰か→カビチェンジ ダース10万 残飯
ダース10万 カビ死亡? 
ダースがC特化の場合、けっこうな率でカビが死ぬ。
ダースがCさぼってる場合、けっこうな率でカビは生存。

いずれにしろかなりきわどいし、カビはとりあえず寝るしか無さそうなので、

ヘラチェンジ カビ鈍い
ヘラ瓦割り カビのしかかり ヘラ麻痺しない
格闘耐性にチェンジ ヘラ瓦割りスカor半減

の場合のリターンを確実なものとするには、

ボーマンダ
ゲンガー
マタドガス

あたりのそれなりに強烈な打点を持った格闘耐性が要るなと思った。
少なくともエアームドとかだと対ダース圧力がなさすぎてダメ。
(ゲンガーはダース崩しにくい反面、完璧に無効化できるのでダースチェンジ読みとかしやすかったり)

ついでに、鈍い積んでの拘り固定みたいな強引な立ち回りを許さない鉢巻カイリキーの評価が微妙に上がった。
鈍いを積ませないことで活きるキャラと組ませると強そうだね。