stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ポケモン第二世代、第三世代について主に考察するブログ。

雷カビゴン 対 後出しソーナンス

POで70戦くらい自演してみたのでまとめ。

カビゴン 対 カビゴンの出汁(ミロとか)
ナンスチェンジ カビゴン
ナンスアンコ カビゴン
カビゴン雷 ナンスミラコ ・・・
という流れ。

○基礎知識
特防無振りのナンス(266-121-78)に対して、慎重カビ(76)の雷は
45~53/265、ほぼ6発。
雷ミラコが90~106で、一般的な残飯カビのHPが257くらいだとすると、残飯込みでも高確率3発。

また、カビゴンののしかかりは
54~64/265
なので、カウンターは2耐え。
また、雷5発+のしかかりでソーナンスを倒せる。

○実戦結果
カビゴンソーナンスを一方的に倒した試合をカビの勝ち、
ナンスが一方的に倒したorカビゴンと共倒れできた試合をカビゴンの負けとすると、
カビゴンの39勝41敗。ほぼ五分に近い。

○自演してみて思ったこと
カビゴン側にもソーナンス側にも、最初数ターン不利かと思ったら余裕で逆転できちゃう局面とかあったので、なかなか侮れない。

ソーナンスに有利な要素としては、
・体力が有り余ってる状態での雷急所
 →急所ミラコ+普通ミラコ で倒しやすかったり
・後出しターン、アンコターンに雷を避ける
 →何もできず麻痺で死んでゆく可能性の低下
・ミラコのターンにしっかり雷をもらう
 →単純に返しのダメージ。
・アンコが長続きする
 →麻痺したとしてもミラコ道連れで勝ち筋は残っているので
など。

一方カビゴンに有利な要素はこれの逆で、
・ナンス体力が雷2発圏内での雷急所
 →さすがに急所読み道連れとかは(よほどカビの体力が有り余ってないと)リスク大きすぎて誰もやらない。
・後出し、アンコターンに雷をちゃんと当てる(できれば麻痺を引く)
 →ミラコダメージがないため。
・ミラコのターンに雷を外す
 →残飯を稼げるので、2回くらい外すとミラコ3発圏外に行けたり。
・アンコがすぐ切れる
 →アンコのターンはノーリスクで雷を打てる=麻痺を狙える。

もちろんカビゴンが最終的に虫の息になって特殊受けできなくなったり、雷を縛られてダースの起点になっちゃったりとか色々単なる勝敗ではないカードというのは明らかです。
が、ナンス単体で雷カビを対策するのは割と不安定だよということで。

次はのしカビの対後出しナンス勝率とかも調べてみたいです