stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ポケモン第二世代、第三世代について主に考察するブログ。

組み合わせ採用率とその増減

2015年から2025年6月にかけて大会で使用されたパーティにおける採用率上位25種族について、2種族の組み合わせの採用率とその時代による変化を出してみた。

手順

手元の大会集計データを、
第Ⅰ期(2015/01-2019/12)
第Ⅱ期(2020/01-2023/12)
第Ⅲ期(2024/01-2024/12)
今年(2025/01-2025/06)
の4期に分け、まずそれぞれの期について使用されたパーティ(どのシーズンも構築数は100前後)における、各種族の採用率と、異なるに種族の組み合わせ(25C2=300通り)の採用率(%)をエクセルをゴニョゴニョして求めた。なお、これまでの解析では「試合数」に基づいた解析をしていた(つまり採用率と言っていたものは実際には遭遇率だった)が、今回はいったん、「構築数」に基づいた解析をしていることに留意。試合数に基づいた解析でも、大筋は変わらないと思われる(予選抜けしたパーティに少しだけ重みがつく)。例えば現在の各種族や組み合わせの採用率(%)はこんな感じで行列で表現できる。

2025/01から2025/06に使用された106構築のうち、
83%はカビゴンを採用している。74%はメタグロスを採用している。
62%はカビゴンメタグロスを両方採用している。
みたいに読む。
この行列について、ある期のものから直前の期のものを引くことで、
第Ⅰ期から第Ⅱ期にかけて、
第Ⅱ期から第Ⅲ期にかけて、
第Ⅲ期から今年にかけて
の、種族および組み合わせの使用率変化を読む行列が作れる。値が正の種族/組み合わせは採用率が上がった、値が負の種族/組み合わせは採用率が下がった、というふうに、各期における環境変化が見えるはずである。正のマスは赤っぽく、負のマスは青っぽく塗った。

種族&組み合わせ採用率変化(第Ⅰ期→第Ⅱ期)

種族&組み合わせ採用率変化(第Ⅱ期→第Ⅲ期)

種族&組み合わせ採用率変化(第Ⅲ期→今年)


簡易考察

いずれの期も、せいぜい100構築程度の話なのであまり細かい変動にとらわれすぎない方がいい、ということには注意。感覚的には±10を超すと明らかに複数名による影響がありそうで、±5程度だとある時期に特定個人が擦っているだけと考えるべきケースも多々ありそう。
それを差し引きつつ、眺めているといろいろ読み取れて面白い。
第Ⅱ期にはカビグロスサンダーゲンガーラティオス系の編成が大幅に減り、ヘラスイライコウ系の編成が大幅に増えていること、
第Ⅲ期にはラティオスが大幅に増え、とくにカビグロスサンダースイクンラグナンスあたりとの組み合わせが増えてること、
今年はハピナスプテラバシャーモサマヨールが、特にカビグロスサンダーあたりと組む形で増えていること、
といったあたりは簡単に読み取ることができる。
その他意外なキャラが増えたり減ったりしている。
カビゴンなんかは、ほぼ数は変わらずにどの時代もなんらかの居場所があることが見て取れる。
ラティオスは今年失速気味だがヘラグロスラグとの組み合わせ(ウホホウホ編成)で新たな居場所ができている、とか。

おまけ 種族&組み合わせ採用率

変化を出す元データとなる、各期の採用率も載せておく。
環境変化を考察するうえでは採用率変化を見るとわかりやすいが、パーティ考えるときなどはこっち見たほうが本質的かもしれない。

第Ⅰ期(2015/01-2019/12)

第Ⅱ期(2020/01-2023/12)

第Ⅲ期(2024/01-2024/12)

今年(2025/01-2025/06)