stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ポケモン第二世代、第三世代について主に考察するブログ。

リフみがサンダーと55ガラのタイマン

テリーさんが蟹杯6で優勝したこの型。
55サンダー@残飯 雷めざ氷リフ身代わり
これってもしかして、いばみがサンダーみたいに55ガラに対して有利取れるのでは?
と思って計算してみた。
<想定>
今回、ガラガラは最もメジャーであろうめざ虫を想定。
恩返しだと色々と前提が(雪崩外れ待ちの部分とか)崩れるので注意。

<結論>
先に書いておくと、残念ながら(?)サンダーが不利となった。
具体的には、ガラガラは剣舞→雪崩 と動くことで、初手リフにも初手身代わりにも有利となる。
ただ、リフを貼ることで雪崩2発命中を強いるので、無害技2つ(ねむねご等)よりはさすがに少し勝率が上がる。
折角なので55サンダーの他の型に関してもおさらいしておこう。

サンダーの型 ガラガラの最適行動 総合的な優劣
無害技(ねむねご、昆布型等) 剣舞→岩雪崩 ガラガラ有利
威張る&無害技 剣舞→岩雪崩 サンダー微有利
いばみが 岩雪崩連打 サンダー有利
リフみが(new!) 剣舞→岩雪崩 ガラガラ有利

こうして書き出してみると、いばみがサンダーの対ガラ性能の高さが際立つ。
お互いが最適行動をとれば、いばみがサンダー側の勝率は6割にとどまる。
・・・のだが、実際は他の型だった場合剣舞を打ったほうがいいという揺さぶりもあるので、実戦ではもっと勝率は上がりそうだ。
相手の型によって最適行動が変わることはしばしばあるので、注意したい。
すぐ思いつくところだと、55ポリ2対55カビゴン(太鼓or鈍い)など。

以下、それぞれの拓ゲーの結果を羅列。
<展開1:初手リフ・雪崩>
サンダーリフ ガラ雪崩 61~72
サンダーめざ氷 ガラ剣舞
サンダーめざ氷 ガラ雪崩 120~142 ←これを耐える!
サンダーめざ氷 ガラ気絶
ガラの勝ち筋は、雪崩の少なくとも一方を命中かつ急所に当てる(6%弱)こと。
 →90%程度で≒ほぼサンダー勝ち

<展開2:初手リフ・剣舞
サンダーリフ ガラ剣舞
サンダー身代わり ガラ雪崩☆ 53 13
サンダー身代わり ガラ雪崩☆ 53 13 この時点でサンダーは残り135
サンダーめざ氷 ガラ雪崩☆ 120~142 ←33.33%でサンダー落ち
サンダーめざ氷 ガラめざ虫で確殺
ガラの勝ち筋は、めざ氷の急所を回避しつつ、雪崩を全部当てること。急所チャンスなし。
→0.9^3*0.934^2=0.6359 →サンダーの勝率は36.4%程度

<展開3:初手身代わり・剣舞
サンダー身代わり ガラ剣舞
サンダーめざ氷 ガラ雪崩☆
サンダー身代わり ガラ雪崩☆
サンダー身代わり ガラ雪崩☆
サンダー身代わり ガラ雪崩☆
サンダー身代わり ガラ雪崩☆ 265 215+68=283
サンダーめざ氷 ガラめざ虫※ちゃんと当たれば確殺
サンダー生きてたらめざ氷
ガラのか血筋は、めざ氷2回の急所を回避しつつ、雪崩を全部当てること。急所チャンスなし。
→0.9^5*0.934^2=0.515 →サンダーの勝率は48.5%程度

<展開4:初手身代わり・雪崩>
サンダー身代わり ガラ雪崩
サンダー身代わり ガラ雪崩
サンダー身代わり ガラ雪崩
サンダー身代わり ガラ雪崩
サンダー身代わり ガラ雪崩外し
サンダーめざ氷 ガラ雪崩
サンダーめざ氷 ガラ雪崩
ガラは雪崩を一回外しても負け確定しない→展開3よりもガラ有利。
※途中でリフを挟むことで疑似的に展開1に持ち込めるかも、、、と思ったが、そこまでの体力的余裕はなかった。