stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ポケモン第二世代、第三世代について主に考察するブログ。

梨サンダーWAの改善+55ナッシー is GOD の会

記事に書いたり蟹杯3で使ったりParty Boxに投稿して気に入っている梨サンダーWAだが、
大会が終わった後に改善策を思いついたのでまとめておく。
ついでに、55ナッシーについてもいろいろ計算などして得た知識も。
※8/20一部修正

55 サンダー めざ氷 威張る 身代わり 残飯
55 ナッシー サイキネ 宿木 眠り粉 月の光 麻痺直し
50 ムウマ 電磁砲 黒眼 滅び 痛み分け 奇跡
50 パルシェン 冷凍 リフ 撒き菱 大爆発 黄金
50 ハガネール 地震 吠える 大爆発 リボン先制の爪
50 カビゴン のしかかり 爆パン 眠る 寝言

ここから変更する可能性は低そう。

○ナッシーのわざ
めざ虫だった部分を、眠り粉に変更した。
また、道具を奇跡から麻痺直しに変更した。
ちなみに、性別は♂でいろんな可能性を匂わせとくと良いと思う。
努力値を下げとけば自傷ダメージも大したことないし、
メロメロ爆パンフー程度にはたぶん突破されない。
メロみがダースはキツイと思ったらめざ氷無し余裕ですた

・55(+非めざ虫個体)で使う意義
結局、ありがちなナッシーの型になったわけだが、
攻撃、耐久、素早さの面で受けられるメリットが色々とあることや、
わりとサンダーと役割が被ってるのもあり、やはり55で使いたいなと思った。
55ナッシー(FFFF)の耐久、火力などは以下のとおりである。

【素早さ】
50ブラッキーと同速、52までの60族抜き、50族抜き(当然)
とくに中レベ以上のベトベトンドンファンイノムーあたりを抜けるのは大きい。

【耐久】
55カビゴンの捨て身を確定で2耐え
55サンダーのめざ氷を確定で2耐え
55遺伝子健太の破壊光線を低乱数耐え(66.67%落ち。めざ虫だと84%ちょいで落ち)
50ガラのめざ虫を高乱数で耐え(2.56%落ち)
55スイクンの冷凍を高乱数で2耐え
53ヘルガーの大文字を高乱数耐え(!?
50パルシェンの大爆発を確定耐え(!!?

【火力】
サイキネで55サンダー高乱数3発、55ライコウ53%ちょいで3発
サイキネ+宿木で55カビ確定3発
サイキネで50ガラを超高乱数2発、53ゲンガーを58%強で一発

なお、とくに耐久関連で50ナッシーに比べて耐えられるラインが一段階上がっているのは超重要。
宿木で回復すればおkとかそういう問題ではない。なぜなら、宿木は生存すればするほど回復量が上がるからで、
素の耐久の増加にさらに宿木回復量が上乗せされて、実感的には二回りくらい硬くなったように感じるだろう。


以下にわざ変更の理由等を述べる。
まとめると、対カビガラ性能を出来るだけ高めたらこうなりました、という感じである。

・対地面(ガラネール)性能
めざ虫ガラが評価されている環境において、眠り粉無しナッシーはガラガラと安心してタイマンできない。
眠り粉さえあればOKというわけでもないが、ガラガラは3ターンぐうぐうをした瞬間にサイキネでおk。

・対高レベカビ性能
眠り粉がない高レベナッシーは、55寝言無し薄荷カビとタイマンで勝てない。
したがって、眠り粉がないと対カビパ要員として不十分であると思った。
逆に、高レベカビパにはクソカビが入らない≒高性能な寝言ポケが入りにくいため、
眠り粉ナッシーの採用でけっこうな有利をとれるのではと思う。
かにさんのカビパなんかに採用されてて最近他方面での人気の高い寝言ブラキ、寝言スイクンなんかは、
クソカビやネールで相手することにしよう。

ムウマとの相性
眠り粉を持たせても、寝言カビとのタイマンは不安で、ムウマがその穴を塞いでくれている。
逆に、ムウマでの受けが不安なサブ技持ちカビについては、ナッシーが相当強い。
また、眠り粉がエアームドやブラキ等に当たることが結構あり、
その面から考えても眠り粉とムウマ自体の相性がそれなりに良い。

・その他の取り巻きとの相性
この構築はパルネールという爆破コンビを有するために爆破速攻という勝ち筋もある。
で、めざ虫は長期的に受け切られない型ではあるものの、正直爆破とのかみ合わせは悪かった。
一方、眠り粉宿木というのは相手を選ぶが基本的にすごくタイマン強奴で、その点も好相性。

・対エスパー性能の低下
めざ虫を抜くことで、メジャーどころではフー、☆、ナッシーの突破に不安が生じる。
一応、全員に関して、眠り粉が効く相手である。
フーディンに関しては、そもそも最近のある程度完成度の高いフーディンパを見ると
(王パ、ヤマブキジム、おぢいちゃん等)サンダーを使って対処する可能性が高い。
ナッシーに関しては、相手がめざ虫でもない限りは、高レベのこちらに分があると思われる。
☆に関しては、あやみが悪夢以外はクソカビで基本的に対処でき、
あやみが悪夢についても、カビ+光合成55ナッシーを倒しきるのは
なかなか困難だろうと思った(PPの関係)。

・対悪性能の低下
エスパーと同様に、バンギ、ヘルガーブラッキーを突破することが非常に難しくなる。
これらに関しては、
そもそもバンギパはどちらかというとサンダー+カビ+αで釘づけたくて、
ナッシーの出番ではないこと
ヘルガーは寝かせたほうが追い打ちを考えると美味しいこと
ブラッキーはどうせナッシーに対する有効打を持つことが少なく、ネールも入ってること
などの理由から切ってもいいかなと思った。
ただ、ブラキに関しては正直ちょっと不安はある。

・対鋼突破性能
言うまでもないが、めざ虫に比べると眠り粉のほうがエアームドフォレトスの突破はずっと楽。

・対ゲンガー、パルシェンなど地味なところへの性能
ゲンガーに関しては、眠り粉があることで、道連れされる可能性が低くなる。
パルシェンに関しては、本来サイキネを耐えて冷凍2発で倒されるところを、
タイマンで勝てる可能性が出てくる。

・持ち物の変更
さいごに奇跡→麻痺直しの変更であるが、
スターミーのあやぴか、カビゴンの爆パンなどを受けて暴発する機会が多く、
その後に麻痺技を食らったさいに回復できないのが立ち回り上で重いことが多かったため、
麻痺直しのほうがいいなと思った。

ちなみに、光合成やサイキネなどの欠点を補強する不思議な木の実も良い。
あやみが悪夢☆をほぼ一体で受けられるようになると思う(倒せないが)。

ムウマの型変更
眠るを痛み分けに変更し、奇跡をもたせる。

実戦において眠るがほぼ役に立たなかった。
50(残飯なし)ムウマの耐久で眠りから復活するのはなかなか大変である。
また、このムウマは寝言カビは当然として、パルシェンやゲンガーなどの
「通常攻撃が弱くて電磁砲に弱い相手」に対して何度も出したいわけだが、その際に、
菱ダメージへの対処、後続になけなしでもダメージを与えること、隙の無さなどを考えると、
痛み分けが一番いいかなと思った。
とくに55ガラに少しでもダメージを与えることはサンダーナッシーにとって大助かりである。
(二体とも、ガラに有効打をぴったり2耐えされる感じなので)

※8/20変更
ハガネールの持ち物:リボン→先制の爪

詰み消し。
この構築は、ヘラクロス(とくにこらきしめざ格@高レベルみたいなの)に弱い。
サンダーしか明確に有利な奴がいないからである。
したがって、ヘラによってサンダーが釣られてカビガラ☆にボコられる〜〜
みたいなパターンが結構多い。
ふつうの50寝言ヘラとかだったらパルシェンで気合で爆破したりすればいいから、
ナッシーを出せないこともないのだが、
問題はそいつがこらきしヘラだった場合に3タテ余裕でしたになってしまうことである。
一応、ムウマが55メガホを2発耐えるので相手できないこともないが、
もう一つくらいこらきしヘラに強い要素があるといいかなと思った。
そこでハガネール(本来起死回生で一撃である)に爪を持たせた。
これにより、サンダーもムウマも出したくないような場合に、
対こらきしヘラにおいて最低限ではあるが勝率を確保できる。
「リボンを持ってることによって助かった」という印象の試合がなかったのも
持ち物変更の一因である。
対こらきしヘラだけを考えて爪にしてみたが、基本的に爆破と爪は相性がいいので、
たぶんガラガラをいきなり爆破したりとか変なところで役に立つ予感はしなくもない。

こんなかんじで現在もっとも個人的にアツい構築の紹介はほぼ終わり。
オフレポは今週中には書きます(((