stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ポケモン第二世代、第三世代について主に考察するブログ。

カビゴンの倒し方(GBA)

シンさんからリクエストきてた記事。
カビゴンを倒すにあたっては、
1.物理で殴る
2.特殊で殴る
3.受けや搦め手で殺す
以上3つが考えられるわけだが、これについてメジャーどころと典型的な役割破壊などを記載しておく。
0.カビゴンの型
その前に・・・
カビゴンは様々な型で運用されるので、軽く分類、整理しておく。
A.残飯鈍い眠る型
カビゴン@残飯 メイン技サブ技鈍い眠る
非常にオーソドックスな型。弱い特殊技を起点にできる。
B.カゴ鈍い眠る型
カビゴン@カゴ メイン技サブ技鈍い眠る
鈍い型の派生。瞬間回復ができるため鬼火や物理技に強め。
C.カウンター型
カビゴン@残飯 メイン技カウンター鈍いサブ技
※サブ技は眠るもあり
物理に一発逆転を狙える。
D.地割れ型
カビゴン@残飯 メイン技地割れサブ技サブ技
※サブ技は鈍い眠るもあり
後出しに対して3割で一撃での役割破壊を狙える。

カビゴンの型の基本をこれら4つとすると、これら4つのうち1つは完全に無理!みたいなことになるのは避けたいものである。
※ちなみにその他の選択肢としては自爆、欠伸(+守る)、腹太鼓などが存在するが、サンプル数が少なすぎて体系的に考えづらいのでとりあえずここでは切ることにする。
裏拓としてこういうのも非常に強いよ、ということは覚えておいて損は無い。

1.物理ポケで倒す
1−1.圧倒的火力で殺す
■カイリキー
鉢巻けたぐりで鈍いを積んだ一般的な配分のカビゴン確一。
後出しからでも安定して倒せるが、無振りリキーはちょい振り恩返しで2発

ボーマンダ
威嚇+鉢巻瓦割り。
ただし、カウンターにはボコされるのと、鈍いカゴにも何かしらのサポートが無いと圧殺されてしまう。

1−2.タイマンから殴り殺す
ヘラクロス
鉢巻瓦割りでカビゴンほぼ一発。剣舞起死回生でも行ける。
バシャーモ
剣舞起死回生。
■ガラガラ
剣舞ブーメラン。
キノガッサ
胞子みがきあ。
後出しはのしかかり麻痺、恩返し蓄積、地割れなど、安定しない。
カウンターに対しては身代わりやブーメランなどで自然と強くなる。
(鉢巻ヘラを除く)
なお、カビミラーに関しては、互いにかなり際どいところだが
鈍い恩返し>地割れ>鈍いのしかかり>鈍い恩返し
地割れ>カウンター>地割れカウンター非所持
といった相性関係が成立している。

1−3.耐性と火力で押し切る
メタグロス
鉢巻コメパンで素で2発、鈍い積まれても3発。
サイドン剣舞アーマルド
サイドン地震グロスと同等の火力。雪崩ロクブラ等でも現実的。
耐性を活かしてかなりな回数後出しが効くが、反面カウンターや地割れによる一発逆転にだけは弱め。
ロクブラ(つのドリル)サイドンアーマルドあたりはカウンターにかなり強い。
またASグロスは鉢巻があってもカゴ文字カビに後出しできない。

1−4.爆破する
メタグロスレジロック
岩鋼ポケの爆破がカビゴンに当たった場合、基本的には役割遂行となる。
したがってかわされやすいので、後ろの水なんかにあたってもいいような工夫はほしい。

2.特殊ポケで倒す

2−1.タイマンから殴り殺す
■金属音サンダー
カビゴンの型や配分次第ではなんとか倒す事が可能・・・らしい。
のしかかり等の事故要素に弱い。

■まもみがスイクン
鈍いの無いのしかかりカビゴン(≒地割れカビ)に対してタイマンでPP切らして勝つことが可能。
恩返しカビに対してはPP削り以外にできることが無い。

■零度ラプトド
物理耐久も高いため、カビゴンに対してタイマンから最低3〜4回は零度をぶっ放すチャンスがあるため、結果としてかなりな率でタイマンに勝つことができる。
地割れとの撃ち合いになっても素早さ的に有利で、アンコール(トド)やあやぴか(ラプ)などの補助技を搦めればさらに試行回数を稼げるので、相当な安定感がある。

2−2.後出しを突破する
■瞑想ライコウスイクン
それぞれ、鈍い恩返しカビゴンを突破可能な構成が存在する。
のしかかりや地割れ等の事故要素が絡むと突破率が一気に下がる。

■格闘技持ちデンリュウエレブーブーバー等
他キャラに対して明確な役割がある場合、カビゴン後出しに格闘技を打ち込むことで突破を狙える。
タイマンからだとほとんど無力なのである程度安定したカビゴン流しが他にほしい。

■催眠あやぴかミロ、恵みハピ、いばみがハピサンダーなど
安定感は全くないが、カビゴンに対して致命的な状態異常をブチ込むことでの突破も意外と不可能ではない。
カビゴンの特殊耐久はそれくらいカツカツである。
もちろん、モタモタしてると鈍いの起点になるだけなので最新の注意とそれなりの運が必要。

■ファイヤーヘルガー等の鬼火持ち炎タイプ
免疫+カゴ持ちのカビゴンは文字で3発にすることが可能なので、炎ポケでの突破は割と現実的。
さっさと寝かせつつ被害軽減のための鬼火も何体かは標準装備なのもうれしい。
もちろん厚い脂肪だったり残飯の場合は厳しくなるが、一応晴れヤタピファイヤーだと脂肪残飯カビを乱数3発に持って行くことができる。

2−3.爆破する
■ゲンガー、レジアイスなど
特殊ポケの爆破でカビゴンを倒すと、間接破壊になる場合と、単なるカビの役割遂行になる場合があるので要注意。
また、特殊ポケの爆破でカビゴンを一撃で倒せることはまず無いので、それまでのサイクルで削る、後ろの特殊をサンダーなどの超火力にしておくなどの工夫が必要。

3.受けや搦め手で殺す

3−1.鬼火を絡める
■鬼火ゲンガー
眠る持ちにタイマンで勝つためには眠るやきあいパンチなどが必要になる。
したがってノーマル技耐性のない物理ポケと組ませるとよい。
シャドボ持ちには鈍いを積まれてボコボコにされる。

■鬼火サマヨール
眠る持ち、シャドボ持ちであっても、シャドボ鬼火眠る封印型なら完勝できる。
とても安定感のあるカビ受けの一体だが、地割れカビに非常に弱い。

■鬼火マタドガス
物理耐久がとても高いのでノーマル耐性無くてもかなりな間壁になれる。
黒い霧をもたせると鈍いカゴに対応可能だが、正直技スペがなくて弱い。

■鬼火ファイヤー
鈍いが無い型に対して日差し+鬼火を入れに行くことでかなりな期間壁になれる。
あわよくば晴れ文字で突破なんかも狙えるかもしれない。

3−2.宿木を絡める
フシギバナ等やどみが族
残飯が回ることも多いため、相当後出しが効く。
自身の突破力はあまり無いため、カビゴンがあまり自由に動けてしまう編成にするとのしかかりや地割れ等の試行回数稼ぎがややきつくなる。

■ナッシー、ルンパッパ等素宿木族
やどみがコンボを使わずに自身の高火力(特殊技でもOK)+宿木で攻める。
後出しからの対処は全然安定せず、身代わりをタテにもしないので地割れ等も辛い。

3−3.共倒れを狙う
ソーナンス
アンコカウンターあるいは道連れで、ほとんどの場合11交換を狙える。
雷やのしかかりの麻痺から一方的に倒されるリスクがあり、そこを重く見るなら神秘の守りがほしい。
交代際の地割れヒットに関しては諦めよう。
また、甘えるがない場合カビゴンに鈍いをガン積みされて押し切られるリスクがあるので、他の突破手段の足がかりに使うくらいが良い。

■滅びゲンガームウマ
滅び黒眼道連れでほとんど全ての型のカビゴンに対して11交換or一方的に倒すことを狙える。
死に際の鈍いノーマル技や地割れぶっぱなどの不安要素はあるが、11交換は確実なのがうれしい。

3−4.受ける
レジロックユレイドル
文字雷シャドボなどの多くのサブ技に対して強い。
B上昇手段or身代わりと急所が来る前に倒す程度の攻撃性能があればかなり信頼できる。
地割れカビに対してはウソッキーゴローニャ、身代わりレジロックでもないと弱い。

レジスチルボスゴドラ等の鋼タイプ
文字を耐性や耐久値で受けることができる。
ボスゴドラの場合地割れにも強いのが素晴らしい。
これといった大穴は見当たらないが、強いて言えば鈍いを積みあったあとに急所待ちで普通に圧殺される場合がなきにしもあらず。
※鉄壁ボスゴドラなどはあまりに硬くてその心配もない。

エアームド
特殊技を持たないカビゴンを長期間ごまかしつつ菱吠えるを仕掛けられる。
特殊技に弱いことと、鈍い持ちにタイマンでは勝てない。
鈍い持ちとタイマンしたければ鈍いカッター等が必要になる。

■超耐久眠るサンダー、ギャラドス
鈍い非所持のしかかりカビ限定だが、ノーマル技を3耐えすることによって一部のカビを普通に受ける、あるいは起点にすることも一部の型で可能。