stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ポケモン第二世代、第三世代について主に考察するブログ。

カビパ絡みの相性関係

https://twitter.com/Clove_hammer/status/699892397946200064
僕の認識はこんな感じ

■カビパが最強の時代
カビガラポリ、カビブラなど。
http://www.sekieigym.com/party4-1.html
http://www.sekieigym.com/party4-5.html
そもそもサンダーパというものが存在しなかった(と言えるくらい)ため考慮されていない。
それ以前の特殊によるカビパ崩し(主にフォレトス+昆布ポケ)はカビガラポリの台頭で死亡
カビパルサンダー@ネール入り
http://www.sekieigym.com/party4-6.html
がサンダーパにまあまあ強いのは後になってからのほうが重視されはじめた。

薄荷カビ@クイン入り
http://www.sekieigym.com/party4-32.html
からもわかるようにカビパの対特殊は基本的にどんどん切り詰められていった。

■寝言サンダーパの台頭
寝言サンダー@雷持ち、さらにそもそもカビパの穴になりやすいリキーとのWAなどが上の流れとオーバーラップしながら出現。
http://www.sekieigym.com/party4-10.html
「カビパが特殊エースに崩される」という現象に関して、以前はせいぜい昆布を先に潰していればよかった。
しかし
「特殊エースが受けあいの中で決定力を出してくる」
「特殊エースと物理エースの択ゲー」
と言った具合に考慮する必要のあるルートが増えた。

■カビパの衰退
このころサンダーパのカビ受けはフォレトスなどのガラ起点より、パルシェンブラッキーなどの回数限定なもの(リンク上のほう参照)。
それでも先にカビゴンが雷ばんばん食らって寝ていた(速度的にサンダー側が勝っていた)のであまり困らない。

薄荷カビは本格的に厳しい。
http://d.hatena.ne.jp/undead_princess/20120204#1328281571
このへんも参照

■カビパその他の対特殊重点化、サンダーパへの風当たり強化
ハガネールの(再)開拓
フシギバナ@カビパ他有象無象
フーパの台頭
あやみが☆、クソカビ
など、第三勢力的要素により寝言サンダーが苦しくなる。
この頃カビパはユーザーがいない。
薄荷カビがもしいても特殊いろいろに崩されてそう。
寝言カビは強そう。
残飯カビはクソカビとか寝言サンダーに状態異常入れまくられてそう。
あと、フシギバナとかナッシーとかクソカビ(後述)によってカビパが状態異常を入れられてしまうのも向かい風だったっぽいが、そこまで強烈というわけでもなさそう。
(実際バランスカビガラ☆はナッシーも駆使してカビパにはちょい不利くらい)

■クソカビ
カビゴンというリソースを割くことになるが状態異常ヒエラルキーの頂点に立てる。
※なお、あやみがや寝言サンダー対策の副産物として結果的にそうなった。
とくにカビパは「いかに状態異常を入れるか」にリソースを割いていた。
そのため、状態異常ポケを全部止めてくるクソカビをカビゴンで受けることを強いられる=カビゴンに状態異常がいつか入る、下手すると崩されるようになった。
一方で、当然の事ながらクソカビ側には本来状態異常の入ったカビゴンを起点にするための高レベル鈍いカビゴンが共存しているわけではないため、
・状態異常を入れ、消耗させたうえで決定力を出す
(たとえばガラファイヤー)
http://d.hatena.ne.jp/undead_princess/20111217#1324054604
カビゴン受けを別に用意する
(たとえばフォレ入りサンダー)
http://d.hatena.ne.jp/undead_princess/20111108#1320729893
などの方策を用意しなければならない。
そのへんの手を抜くと55カビが普通に麻痺しながら鈍い積んで捨て身バンバン打ちまくられてクソカビ側が余裕で負けます。

■いばみがサンダーの台頭
サンダーパ側がいばみがを使うことによって上記風当たりを割と解決。
いばみがだろうが寝言だろうが厳しいあやみがに関してはクソカビやフシギバナなどの回答を用意。

サンダーケンタロスWA
http://d.hatena.ne.jp/undead_princess/20120811#1344696303

この頃カビパはユーザー、有力パがない。
いたとしてもサンダー+ゆるいカビ流し(ブラキパル)がいればもともと崩せるところでカビが止まっていた
し、薄荷カビだのセミフルカビだのなので、寝言より決定力のあるいばみがならばなおさら問題がない。
異常巻きサポート+エースカビに関してはクソカビ(フシギバナ)+ゆるいカビ流しで行く感じ。
 ※なおこの選出を不成立にする要素として後のキチカビには電磁砲ゴーストが入っている

■昆布サンダー研究
カビパ的向かい風としてこの他、カビパ衰退時期にタイミングを重ねて、途切れ途切れながらかなり長期にわたってサンダー昆布がかなり突き詰められていく。

寝言サンダーのちょい後くらいのサンダーパ
http://wannonk.seesaa.net/article/216181257.html
http://www.sekieigym.com/party4-38.html

マリオパ
※このパ自体はカビパにさほど強くないがいろいろ超強かった+研究プロセスとして
http://island.geocities.jp/majinjima/party/mario.htm

かにサンダーバンギ
http://island.geocities.jp/majinjima/party/thdrcomb.htm
電気受けが一枚だったりせいぜいバナネールだったりする非寝言カビパは本格的に死亡。

■カビパの復活
マリオパ関連などでカビパ、とくに残飯カビパ(重要、それまでのカビパは薄荷)が再評価される。
http://d.hatena.ne.jp/Gold/20130407/p1
さらにカビパミラーに強く大抵のサンダーを段違いな回数受けれる寝言残飯カビが注目されていく。
http://117poke.blog.fc2.com/blog-entry-29.html
寝言カビ一本+状態異常取り巻きで、これまでのカビパの懸念点の多く
・カビミラーと異常合戦(カビに永久異常耐性を持たせる)
・いばみがサンダー(寝言での長期ごまかし+異常で釘付け)
を解決した形に。

■サンダーパの対カビパ再考
サンダーパは単に取り巻き起点にしてサンダーから崩す方法が通用にくくなる。
そこでサンダー側が提示したルートは2つ
 ・再びカビパをがっちり受けて受け合戦の中でいつか勝つ
 →フォレ入り寝言サンダー(タケシパ)
http://island.geocities.jp/majinjima/others/kanipai4/2000/result.html
  ※このパターンの弱点はカビパの低レベガラ(カビガラポリ以降キチカビで復活)。
 ・普通にカビゴンに強いエースを用意する(ゆるいカビ流しは用意してサンダーでもワンチャン残す)
 →サンダータンク(これはファインサンダーリキーの系譜とも言える)
d.hatena.ne.jp/stoic4486/20160123/1453561685
  ※このパターンの弱点はガン受けカビパ(フシギバナエアームド等)。

■第三勢力の発展
サンダーパの上要素に対して強烈な向かい風となっているのはリフライコウパの研究の進展。
http://117poke.blog.fc2.com/blog-entry-32.html
http://yasupoke.hatenablog.com/entry/2016/02/05/191617
過去のライコウパは物理WAで適当に崩していればよかったのだがその弱点をリフで解消してきている。
ただ上記事でも言及されているとおりこの辺りのパーティは割とカビパが厳しい。

結局のところ
カビパ←サンダーパ←第三勢力←カビパ
みたいな構図がある。