stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ポケモン第二世代、第三世代について主に考察するブログ。

第三回エメラルドミーティング使用構築:オニドリルスタン

今回初めて不特定多数を呼ぶオフ会の主催をしたわけだが、経験豊富なスタッフのサポートのおかげでかなり安心感があり、結果的に僕自身も大いに楽しむことが出来た。
参加レポートの前編として、コンテスト大会の使用構築を記す。

構築概要:オニドリルスタン f:id:stoic4486:20190327084858p:plainf:id:stoic4486:20190327084930p:plainf:id:stoic4486:20190123191216p:plainf:id:stoic4486:20190327085054p:plainf:id:stoic4486:20190327085144p:plain

オニドリル@かっこよさ つつく・ドリロ・オウム返し・破壊光線
ゴース@美しさ 黒眼・滅び・泥棒・道連れ
ラブカス@かわいさ 甘える・キッス・水遊び・水鉄砲
ルナトーン@かしこさ 瞑想・サイコウェーブ・未来予知・スキスワ
サメハダー@たくましさ 雨乞い・気合溜め・突進・いちゃもん
<構築経緯>
対戦でほぼ使われないキャラで組んでみたインスタント構築。
ゴースのみ是非使ってみたかった技構成から組んだが、今思うとムウマにしておけばよかった
なおバンダナの仕様を勘違いしていたため、全員バンダナ非所持。

f:id:stoic4486:20190327084858p:plainオニドリル@かっこよさ部門(NN:ドライ) 結果:二位

つつく 〇〇〇〇 追加効果なし、コンボ→ドリロ
ドリロ 〇〇〇〇 追加効果なし
オウム返し 〇 (賢さ)前キャラと同じ点数を加算
破壊光線 〇〇〇〇▼▼▼▼ 次ターン動けない
中古のリーフグリーンに入っていた空を飛ぶ要員なので、NNの由来は不明。
つつくドリロというシンプルな四点コンボを使ったことがなかったので試してみた。オウム返しも強技。
※オウム返しものまね系に関する理解はピーナツくんには遠く及んでいなかった。エキサイト管理が少し楽になるというコロンブス的な発想がすごい。
残りはラストターンに捲ったりノーリスク四点技にできる破壊光線。
amumaさんの型が呪い破壊光線道連れサマヨールであることを知っており、幸い残りが二人とも心眼膝で、二人にだけ光線が刺さって僕の一人勝ち、さらにエキサイトも獲得でき、結果的に道連れコンボとも互角に戦えた。
しかし型相性で一方的な有利をとって、なおかつエキサイトを取ってようやく互角という感じで、火力不足を感じた。
最後はバンダナ差で捲られた(?)。

f:id:stoic4486:20190327084930p:plainゴース@美しさ部門(NN:ナンダァ) 結果:一位

黒眼 〇〇 緊張技 コンボ→道連れ/滅び
滅び 〇〇▼ 半減妨害技
道連れ 〇〇〇〇〇〇〇〇 次以降動けない
泥棒 〇 (たくましさ)前の敵の合計〇/2を加算
NNの由来は周回パーティでナゾノクサ(橋の下ジュプトル対策)につけたNNから。
ゲンガーって「ナンダァ・・・」って感じしない?
部門一致の黒眼(緊張技)滅び(半減妨害)コンボで上下から嫌がらせしつつ、黒眼道連れコンボでフィニッシュ。
緊張技を自然に連打しつつ高打点を出し、なおかつ緊張が通らなかった場合でも次ターンは(緊張技は緊張しなかった相手より基本下に行くため)下から滅びでオバヒなどを邪魔できるということで強力。

f:id:stoic4486:20190123191216p:plainラブカス@かわいさ部門 結果:四位

甘える 〇〇▼ かわいさ技を使った相手に+▼▼▼ コンボ→天使のキッス
天使のキッス 〇〇 緊張技
水遊び 〇〇〇〇 追加効果なし コンボ→水鉄砲
水鉄砲 〇〇〇〇 追加効果なし
対戦では指折りの弱キャラ。水遊びは遺伝技。
甘えるキッス(数少ない緊張技「に」繋がるコンボ)が強そうだと思って使ってみたが、実戦の結果微妙だった。
個人的にはかわいさ部門はまだ開拓の余地が大きい。
とくにシグルドさんが使っていたロックオン馬鹿力のような、エキサイト対策をしつつ不一致高火力コンボで稼ぐのが非常に理にかなっていて感心した。
かわいさ部門一致のコンボは高々合計12点止まりのため、不一致ロックオン系(15点)に対してはエキサイトを取らないと永遠に捲ることができないのだ。

f:id:stoic4486:20190327085054p:plainルナトーン@かしこさ部門(NN:ルナアーラ 結果:二位

瞑想 〇〇 妨害を一回防ぐ コンボ→サイコウェーブ/未来予知
サイコウェーブ 〇〇▼ 半減妨害
未来予知 〇〇〇 このターンエキサイト不変
スキルスワップ 〇 前の敵の合計〇/2を加算
NNはDEXオフで活躍してお気に入りになった月ポケモンから。
エメラルドだと出現しないので中古のサファイアを引っ張り出して捕獲した。
対戦ではカビ受けやコスパ瞑想バトンに価値を見出すキャラだが、まぁなんだかんだ使われない。
コンテストでは、サイコウェーブ(採用意義の大きい半減妨害技)+未来予知(エキサイトを縛る3点技。4点技がウェザボしかない賢さコンテストでは普通に高火力技の部類)を両立できるキャラが実はかなり少ないという点で賢さ部門では結構な強キャラである。
残りは先頭付近に立った際に守りつつ上記2つの技につなげる瞑想と、四番手から一気に捲れるスキスワ。
一致技で固めつつも、未来予知である程度エキサイトをコントロールできるのが強み。一方で充電系には弱め。
この他にも大爆発やコスモパワー、硬くなる捨て身コンボなど強力な技も豊富なので、メロメロが使えない性別不明キャラの中では相当強い部類と言える。

f:id:stoic4486:20190327085144p:plainサメハダー@たくましさ部門 結果:二位

雨乞い 〇 エキサイト高いほど高得点
気合溜め 〇▼▼▼ (かっこよさ)全員を妨害 コンボ→突進
突進 〇〇〇〇〇〇 このターン妨害を倍受ける
いちゃもん 〇〇 緊張技
レンタルでは硬くなる捨て身系を主に提供したことと、レジ系はわかりやすくて皆使うだろうなと思い、違うことをしてみたくてボックスを眺めていたらフウラン攻略用に育てたサメハダーが目についた。
(結局突進を覚えさすためにキバニアから育て直した)
気合だめ突進を軸に、雨乞い、いちゃもん(たくましさ部門唯一の緊張技)で逃げ切りたい。
たくましさ部門に関しては、現状硬くなる捨て身が最上位性能と考えている(優勝した1192さん、レンタルで提供したダース(東)さんとプラスルさんは三人とも硬くなる捨て身系である)
気合だめコンボはたくましさ部門だと硬くなるコンボにかなり遅れを取ってしまう。完全タイマンを想定した際に打点や妨害(の防御)性能で硬くなるが上位であり、捨て身のターンに読んで気合溜めをあわせることでなんとか・・・と思いきや、堅くなるに大して後手を取りに行くというのは点をかなり低く抑えるか、そのためだけに後攻技を撃ちに行くかしかない。
硬くなる捨て身を単純な打点で上回る手段としては、上を取ったうえでのロックオン馬鹿力(レジ系)、道連れコンボなどがあるが、これらは防御技を他に採用する必要があり、堅くなる捨て身はその点も強力と言える。

総評

知識量およびレンタルで都合4人の型を知っているアドを最大限活かしたことで悪くない結果だったが、とくにバンダナに対する理解が足りてなかったのが大きな仇となった。
バンダナ差で捲られた試合が2(3?)試合あった。もっともバンダナ所持していれば1ターン目の順番が変わって全然違う展開になるが
またかわいさ部門に関しては上記の通り環境への理解が足りていなかった。不一致高火力コンボを持ち込むことも積極的に検討したい。
全体の結果を見ると、コンテスト実況が趣味という百人に一人いるかいないかの特技を持つ1192さん優勝をはじめ、最近コンテストをよくやってる面々や環境当時から経験豊富なシグルドさんが上位を取っており、結局のところ知識量と経験の差(量の差というより、考察している/していない、の差)が結果に現れたように思う。