stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ポケモン第二世代、第三世代について主に考察するブログ。

第五回4thGSオフに行ってきた&ホークツー使用記録

オフ感想

主催陣とは最近よく遊んでいるのだが、4thGSオフには初めて参加した。対戦要素とエンタメ要素が高い次元で融合しており、平成最後に相応しい満足度の高いオフだった。
これは勿論、自分は対戦出場せず運営に専念してくれたptrstさん、ピザの耳だけ食べながら決勝戦リアルケンタロス1on1実況解説と大忙しだったすのーさん、他スタッフの皆さんが入念な準備ときめ細かい進行をしてくれていたおかげである。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。
遊んでくれた人もありがとうございました。
令和時代もよろしくお願いします。
続きからは使用構築と対戦ログ。 ※5/6一部追記修正

構築概要

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ミュウツー@珠 大文字吹雪雷守る
ムクホーク@スカーフ ブレバ蜻蛉インファギガイン
ユキノオー@オボン 吹雪草結び礫守る
ディアルガ@白いハーブ 流星群オバヒトリル守る
ptrst102.hatenadiary.jp
こちらの構築を微アレンジしたもの。
※対ダグトリオの都合上、一体目ミュウツー二体目ムクホークでないと甘え認定されるらしいので要注意。

【立ち回り】
この構築でおそらく一番キーになり、強みが活きるのが初手の選択。
ムクホークバックor蜻蛉(いずれにせよノオー引きが多い)&ミュウツー吹雪or守るを基本とする。
両方攻撃を選ぶのは割とハイリスクで、読み外した瞬間に脆さが災いして瞬殺されやすい(対raiden、yasu)。
スカーフ蜻蛉は流石に有名で、蜻蛉を守られた場合は素吹雪を強いられることになるため、カイオーガメタグロスなど遅いポケモンのスカーフ判定に成功、かつ猫の心配がないような場合以外はチェンジのほうが手堅い。
というか、スカーフ蜻蛉に加え素引きの択をきちんと持って初手を考えるのが大事。
情報アドを活かして初手多少損してでもノオーツーの形を作り、吹雪等を連打、ある程度削れたらホークディアルガで上下から丁寧に詰めていく(僕の苦手分野)。

各キャラ使用感

ミュウツー
相当な大技以外、霰や珠数回分の猶予を残してだいたい一発は耐えて動ける絶妙な耐久。
吹雪文字守るは全て必要かつ有用だった。
オリジナルだと草結びの枠は、対ホウオウなどを見て雷に変更。
雷は当てれば追加効果含めて強く、今回は全弾当てたのでよかったのだが、実際ここまで当たることは稀だろう。
対ホウオウも相性逆転とまでは言い難いので諸説ある。
一方草結びを抜く明確なデメリットとして対バンギなどは結構痛い。
バンギ打点は一応、霰下吹雪などでそれなり以上にゴリ押せるので問題ないという見方もできる。

ムクホーク
ミュウツーの物理耐久補強+初手情報戦&終盤の詰め要員。
こいつがいると見せ合い無し44が一方的に見せ合い有り44(誇張)になるような効果があり、種族値の低さを補って余りあるアドをもたらしてくれる。
簡単に言うとSFR春麗の下段蹴り。
またGBAまでだとあまり気付かないことだが、ポケモンというゲームは割と高威力飛行技の通りが良く、攻撃面も優秀(鋼は吹雪で勝手に削れ、岩や電気は禁伝に圧されて淘汰され気味)。
スカーフムクホが有名なのもあってかなり警戒されており、初手は蜻蛉ではなくチェンジを多用した。
催眠耐性の無いこの構築でドーブルに強い枠だが、ドーブル側も対ホーク絡みはよく理解しており、ホークがいない盤面等でドーブル着地される(対こんぴら戦)などの動きに対して構築単位で回答が無く、対面でしか見れないのが若干不便だった。
1192さんのように催眠対策を切るという選択も多分充分アリなのだが、使う機会が少なめなギガインパクト切って寝言とかでもいいかなと思った
(ダクホぶっぱに対して守る&ムクホチェンジで、寝言で何引いても低めながらリターンがある)。

ユキノオー
ミュウツーの特殊耐久補強+天候取って攻撃面サポート+自身も霰を活かしてドンパチする。
HCオボンの耐久が絶妙で、色々と二耐えしてくれた。
攻撃面も霰とCぶっぱ吹雪のお陰でかなり高く、実質種族値が高い(ディアオーガに競り勝った決勝トナメ第一戦などは顕著)のがgood。

ディアルガ
全ての技と持ち物が有効に機能した。
予選ブロックは見返すとギラティナが相当多くて刺さってる感じだった。
強いて言えば攻撃技がオバヒ流星しかなく、攻撃=ハーブ確定発動な点やギラティナに対してPPがギリギリなのが少し不便だったので、比較的打つ機会の少ない守るを吹雪、龍波、雪崩、原始の力(←パワージェムを覚えるんだが???)などの攻撃技に差し替えてもいいかもしれない。
(吹雪/雪崩ないんですか?と複数名に聞かれた)

構築選定経緯

【予選に関して】
前提として、僕の4thGS経験は片手で数える程度だった。
新旧世代で活躍しているダブル強者が集うこのオフで優勝狙いとかは明らかに無謀なので、彼らの胸を借りてダブルの経験を積むようなつもりで臨んだ。
そこでダブルバトルの勉強も兼ねて立ち回り重視&事前知識の不足を情報アドで取り返しやすく、僕の普段のスタイル(GBAのいばみがジュカインや金銀の雷威張るサンダーなど、運勝ちルート×沢山=有利、みたいなの)と合致した構築を使うことを考えた。
そこで思い出したのがバトレボオフで使わせてもらったホークツー。
「前回のノオーツー(運押し付け)&ムクホーク(初手で情報を貰いつつ立ち回りゲーをする)みたいのが使いたい」とptrstさんに相談したところ、
「じゃあコレで」
となり、即決。
残る課題として、有名な初手や組み合わせに対する知識と定石が絶対的に無かったため、練習試合で猫流星にボコられたり、早朝マクドナルドでptrstさんと話したり、考察を読んだりして最低限を身につけた。

【決勝トナメ(ルール上は構築変更可)に関して】
※たまたま三次会でyasuさん&すのーさんと「楽に決勝行けるパーティとは」みたいな話になったので、関連した話も絡めつつ書いておく。
https://twitter.com/snow_anorith/status/1123338736303869952?s=19
ホークツーは明快な勝ち筋が少なく、情報量と運で攻めるタイプなので、途中で疲れて立ち回り精度が下がる、不運を引いた時点で終了など、勝率は良いものの短期的に優勝まで勝ち切るのは難しいタイプである。
それでも決勝トナメで使ったのは、
・十試合そこそことはいえだいぶ手慣れたので他の知らない構築を握るよりはまだ勝てると思った
・自分の立ち回りスキルが低いことを予選でも感じたのでもっと鍛えたかった
・スクリーンでムクホークを勝たせてptrstさんに返礼したかった(負けたので、達成できなかった)
・使っていて脳汁が出まくり滅茶苦茶楽しかったのでもっと使いたかった
これらの理由による。

対戦記録

予選:久化ブロック六勝二敗、直対で一位抜け

対ざんくさん 勝ち
相手ルンパオーガ グロスAギラティナ
初手ツー守る ホーク→ノオー
吹雪連打通してグロスが凍ったりして(?)勝ち
オーガチェンジに雷合わせるとかした気がする

対ワイルドさん 負け
相手ミュウツーゲンガー ハピナスAギラティナ
初手ツー守る ホーク→ディアルガ
素雷麻痺などで序盤アド?とか思ったがモタモタしていたらミュウツーにド忘れバリアー積まれてハピギラに順番に暗示される。
プレッシャー込みの少ない試行で急所や凍結をかなり引かないと倒せなくなり、引けなくて負け。
相手ミュウツーに少し動かれすぎた感がある

対しーびーさん 勝ち
相手ドーブルAギラティナ カビゴンカイオーガ
初手ホーク→ノオー ツー吹雪(?)
吹雪連打でカビゴン凍らせて雷でオーガ麻痺らせて瞑想ギラティナをディアノオー二体がかりで詰めて勝ち

対Hopeさん 勝ち
相手パルキアヤミラミ Aギラティナアグノム
初手ツー守る ホーク→ノオー
ノオーツーを安全に作って吹雪連打、アグノム爆破+ヤミラミのフェイントでミュウツー落とされたりするが、ディアルガが爆破+ドラクロを耐えたりして突破されなくなり勝ち

対あゆかぜさん 勝ち
相手オーガグロス ドクロOギラティナ
初手ツー文字 ホーク→ノオー
ハイドロを二回中一回避ければ勝ちみたいな局面で避けて勝ち

対Lilyさん 勝ち
相手ルギアゴウカザル ルンパオーガ
初手ホーク→ノオー ツー吹雪
ホーク方向の猫を読み当て、ルギアを多めに削る。
ユキノオーのオバヒ避けなど凶運を引いて勝ち。
終盤の詰めが甘かった

こんぴらさん 勝ち
相手ドーブルオーガ グロスAギラティナ
初手ホークブレバ選択→ドーブル(猫で怯んだ) ツー雷
ホーク不在の盤面でスカーフドーブル着地され鬱病になるがミュウツー最速起きを引いて勝ち

対raidenさん 負け
初手ノオーツー 後発グロス何か(オーガだっけ?)
相手ツー文字→ノオー ホーク蜻蛉→ノオー
初手をノオーに守られて負け
吹雪蜻蛉(ツー方向orノオー方向の守る読みジャンケン)がよかった。

決勝トーナメント:四位入賞
対ウォーターさん 勝ち
相手ジュペッタディアルガ カビゴンカイオーガ
初手ホーク蜻蛉ジュペッタ方向?→ノオー ツー吹雪
ジュペッタを吹雪+霰でやり過ごしつつ、トリルを決められ、同時にジュペッタが倒れてカビゴン着地としんどい状態に。
太鼓がどうしようもないため吹雪吹雪でカビゴンを凍らせようかと思ったが、炎のパンチでユキノオーが燃やされる映像が脳裏をよぎり、ノオー→ホークチェンジと動くと、カビが即自爆。ディアオーガ対ディアノオー(天候霰)となり、ディアルガに流星を打たせて霰、吹雪、礫で削り切って勝ち。
変な感じで立ち回りが噛み合って相性勝ちできた。

対ミルミルさん 負け
ドーブルスイクン ディアオーガ
初手、素雷をスイクンに当てて麻痺させるが返しの零度でスイクンがワンパンされる。

対竜胆凛さん(三位決定戦)負け →動画
ラティアスグラードン ルンパホウオウ
ツー吹雪 ホーク→ノオー
初手吹雪で多めに削るがミュウツーに電磁波が入る。
麻痺素雷を当ててホウオウの身代わりを割ったりするがディアルガのトリルが二連痺れでなかなか貼れず、そうこうしているうちにムクホーク喪失(これでいいと思っていたが後から見るとアスに遂行された形で完全にプレミ)、トリルターンをディアルガ守るで浪費(ルンパ生かしてグラードンかホウオウのみを流星で倒すべきだった)など駄目な択を数回してしまい、最終盤の不利な択に持ち込まれて負け。
初手でムクホークで蜻蛉すると吹雪とあわせてラティを落とせていたはずで、あとはムクホークが刺さるので楽になっていたと思うがスカーフラティアスや守る択を考えるとこの択は取りづらかった。
むしろトリル前後の局面で冷静に詰めることができなかったのが悔やまれる。

参考:対yasuさん(フレ戦)負け
パルキアバンギラス ホウオウドクロ
ミュウツー雷(?)、ホークブレバ→両方パルキア
トリル鉄球バンギなのは漠然とわかっていたが、トリルを警戒しすぎた動きをしてしまい、上手く凌がれつつヒョイっとトリルを貼られ、バンギに蹂躙されて負け