stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ポケモン第二世代、第三世代について主に考察するブログ。

あんぐらルール@PO考察

個人的に構築が煮詰まってしまったので、唐突にあんぐらルール考察。
といっても当たり前のことしか書かないです。
○POルール(というかなんというか((
・残飯ナンス禁止、雫ラティ禁止
・ラティナンスあり
・66が基本。見せ合いは有り無しどっちも有りうる

○あんぐらルール
・ラティ禁止
・ナンスあり(もちろん持ち物制限なし)
・見せ合い63。

BW63やるとやっぱ、「コレだ!」っていうパを回すには63というルールが向いてるなーと思う。

あんぐらルールをPOで回すときの大きな特徴と影響を考えてみよう
・見せ合い有り63であること
これにより戦術面の多様性はなくなるかと思いきや、そうでもない。重要なのが「見せ合い」という部分で、お互い相手の構築を読んで、相手に対応しうる戦術を(5分以内に)組み上げる、という過程が入る。
なので複数の戦術を持ちうる汎用性の高いキャラが強い。66で成立していた「型をみてから対処」という戦略が通用しづらくなるからだ。
例:サーナイトライコウカビゴン、ゲンガー、ラグラージなど
逆に、あまりに特化した性能のキャラはやや扱い辛くなる。「出汁」となるキャラが出てきてくれない可能性があるからだ。とはいえ抑止力という見方もできなくはないが、選出段階での運が強まって安定感がなくなる。
例:サイドンダグトリオハピナス
また、単純に6対6から3対3になることで短期決戦の色が濃くなる。とくに言えるのが、交換の回数は半分以下になる可能性が高いということ。
控えが5体から2体になるのだから当たり前である。

・ラティがいないこと
とくにサイコ甘える瞑想再生@ラムといったような、カビを突破しうる上にグロス以外の物理にかなりな痛手を与えるキャラがルール的に絶滅する。したがって当然ながらカビゴンは間違いなく強ポケとなる。ただハピナスの価値が減少するかというとそうでもなく、66においての「相手の特殊を受け切る」「アロマによるサポート」などといった役割がだいぶ軽減されるため、ハピから決定力を発揮しやすくなる。

・残飯ナンス有り、かつ選出に制限がかかること
この変則ルールのおかげでナンスのキャラとしての評価が特殊なものになる。
「構築に入る可能性」ならトップクラスだが、選出率はKPと負の相関を持つので「ナンスを入れたのに使えない」というジレンマが生じる。これを逆手に取ったのが「マンダナンス」というコンビであり、「ヘラナンス」のほぼ完璧なキラーとして君臨することになる。したがってマンダのランクがかなり上昇する。
ナンスに残飯を回すメリットはあまりない。ナンス入り構築に対して残飯持ちを選出できないために著しく不利がつくからである。相手にナンスがいない場合であってもナンスの相手に対する圧力はかなりのものであるため、結局残飯が活きるケースは少ない。

・理論値XD伝ポケの存在
とくに金属音バトンサンダーと鬼火日差しファイヤー、ライコウを任意のめざパで使えることが大きい。このためハピのキャラランクもある程度維持される可能性が高い。


以上をまとめて
○強くなるキャラ
カビゴン:ラティ不在、ナンス制限ルール、ボーマンダの存在感による格闘ポケの使い辛さ、特殊強キャラへの打点
サーナイト:ナンス入りに対するキラーとなる可能性を秘める。ヘラが若干弱くなる(選出させない可能性)のも追い風。鬼火でカビに強めなのもいい。
ボーマンダ:ラティ不在、ナンス制限によって対格闘としての拘り持ちが非常に強い。
ラグラージ:有用な型が多いため、選出時点でのプレッシャーが大きい。
エアームド:スピンやレアコイルといったピンポイント対策を組み込みにくい+選出させないことが可能であるため。
ゲンガー:同上。型が非常に多いこともプラスになる。
サンダース:マンダサンダーファイヤーに打点を持ちうるキャラかつ、ナンスに無理なく対処できるキャラ。
ミロカロス:拘りマンダを受け切れ、交換しづらい63で強いあやぴかを使える。

○弱くなるキャラ
ヘラクロスボーマンダが使いやすいこと、ヘラナンスが使い辛くなることや理論値サンダーファイヤーの強さから、実機当時やPOルールに輪をかけて決定力ホイホイになってしまう。ただしサンダースと組んだ場合は別。
ハピナス:対特殊性能が相手の型次第である場合が多く、選出するのが怖い場面が多くなる。ただサンダーファイヤーに対する割と明確な抑止力となる。
サイドン:ダースのめざ氷持ちが増えることや出汁が限定的であることから、パーティ内で腐りやすくなってしまう。
スイクン:基本的にミロで止まる欠点が浮き彫りとなる。

もう寝よう