stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ポケモン第二世代、第三世代について主に考察するブログ。

カビガラサンダーver.2.0 (ライコウ入り)

カビガラサンダーについて
「今の6体より強い組み合わせが思いつかない」
などと口走っていたのだが、案外あっさり見つけてしまった。
ポケモンはこれだからやめられないぜ!!!!(

ガラガラ 石頭 腕白 ホネブーメラン 雪崩 燕返し 剣舞
カビゴン 免疫 意地っ張り 捨て身 鈍い カウンター 残飯
サンダー プレッシャー 控えめ 10万 めざ草 ドリ口 電磁波
メタグロス クリアボディ 意地っ張り コメパン 地震 雪崩 大爆発 鉢巻
ライコウ プレッシャー 臆病 10万 めざ氷 リフ 瞑想 オボン
ゲンガー 浮遊 臆病 サイコ 10万 鬼火 あやぴか ラム

変更点について、考えた順番に解説していく。

1.ヘルガーライコウに変更
今回最大の変更点。
この理由は、環境要因とパーティ事情の2つある。
1−1.環境要因
サナギさん、ヴェノムさん、シンさんなどにより、きあいパンチサマヨールが開拓されつつある。
また、プラスルさんなどによってめざ水ファイヤーという生き物も登場してきた。
これらはどちらも結構汎用性が高くて一過性の流行では済まないと思い、ヘルガーのお化け狩り性能、対炎性能を信用できなくなったため、ヘルガーを抜こうかなと考え始めた。
1−2.パーティ事情
もう一つが、このパーティの対水の弱さである。
カビゴン以外にまともに水に後出し可能なやつがいないくせに、ガラグロスヘルガーに水が出てくる。
しかも、水にカビゴンを出すまではいいが後ろからお化けが出てくる。
そのお化けが今まではヘルガーで狩れてたけど上記の理由で本格的に怪しい。
ということで水+お化けという割と普通な組み合わせのいるパーティへの選出、立ち回りがけっこう難しかった。
※サンダーでも水+お化けは頑張れるが、基本的に荷が重い。
しかも、ヘルガーって狩りポケとしてあまりに露骨なため、「餌が出てくるときにヘルガーを選出する」というのが意外と難しい。
「餌抑止されてる読みヘルガー選出しない読み餌選出読みヘルガー選出」とかをしないといけない。
なおかつ餌がヘルガーに抵抗出来る可能性を考えたりすると交代読みを多用しないといけなかったり。
というわけで使いづらかったので、ライコウに変えた。
ライコウに変えることによる主要なメリットは以下。
・水+ゴーストという従来厳しかったコンビをこいつ1体で完全にボコれる。
・後出しカビゴンを単体で押し切れる突破力。
・対ケンタロス、対カイリキーで地味に役立ったりする。
・リフサポができる。
・氷技を持てるので、マンダグライガーフライゴンあたりへの不利相性が緩和する。
一方デメリットは
サイドンヘラクロスメタグロス の釘付けができなくなる
という点が多分一番大きい。
技構成、配分についてはしゃわさんの167ライコウの丸パクリ。
カビゴン後出しをだいたい突破できる点が偉い。


2.カビゴンの配分、メイン技を変更
ライコウを入れたデメリットである対ヘラ性能の低下を補うため、鉢巻瓦割り耐えのラインまで防御を上げた。
これによりかなり対特殊性能が落ちてしまったが、ライコウが入ったのでとりあえずトントンと思うことにする。
もう一点の変更はメイン技。パーティの素早さが若干底上げされたのと、実際のしかかりで麻痺を入れて2発で倒したような試合は「相手を普通に火力で押し切っても勝てた」ということが多かった。
大抵の特殊ポケはカビの攻撃技を恩返しだと思って突っ込んでくるので、そこの思惑を崩すことも狙える。
鈍い捨て身でノイ棒一発のラインまで振ってみた。

カビゴンの配分は以下のとおり。
【実数値】262-147-108-76-141-51
【攻撃面】
鈍い捨て身で無振りヘラを一発
捨て身で265-121ナンスを高確率3発(84~99、平均88ちょいで落とせる)
(以下副産物)
捨て身で桂馬ンダ耐久をだいたい二発
  170-119(桂馬ンダ)に対してぴったり
  195-106(サンダー)に対して93.29%
  197-105(オボン発動した167ライコウ)に対して87.51%
特化ミロを鈍い捨て身で確定二発
鈍い捨て身で193サンダーの身代わりバトン→187-151グロスみたいな硬い身代わりを確実に割れる
3積み捨て身で257-98カビを34/39で一発
雷はいつもの。HDエア3発、Hスイクンの身代わり破壊
【防御面】
188鉢巻ヘラの瓦割りを最大乱数切って耐える
194鉢巻ヘラの瓦割りを乱数上3つ切って耐える
176サンダーの10万を残飯込み高確率4耐え(68~81/310、平均77.5以上で落ち)
205グロスの鉢巻コメパン(158~187)と194サンダーの10万(74~88)を残飯込みで確定耐え
【他副産物】
H191B143C146瞑想スイクンに対して
瞑想 チェンジ
瞑想 捨て身 71~84 反動23~28 残飯16
波乗り 鈍い 112~132 残飯16
波乗り 捨て身 112~132 耐えて105~124 で、微高確率で共倒れできる
【素早さ】
ただの4振り。ナンスは抜いていない。
捨て身3発なので、何を選んでも一方的に殺されるルートがほぼないため。


3.ゲンガーの技、配分を変更
このパーティはフシギバナにかなり弱い。
ヘルガーライコウという変更はそれに拍車をかけている。
ということで、バナを起点にいろんな受けを崩したり後続の起点作りができるように、ゲンガーにあやぴかを持たせることにした。
だいたい、ゲンガーの道連れ型は結局しっくり来てなかったのだが、ライコウを組み込んで数試合してみて気付いた事がある。
それは「このパーティ、対面構築だの積みループに動かし方が似ている」ということ。
対面構築って基本は先発が場荒らししつつ死んで、そのアドを後続で活かしていくものだと思う。
ゲンガーの素早さと混乱技ならば、威張るボルトロス的な場荒らし性能を確保できるのではないかと気づいた。
(しゃわさんに威張るゲンガー@カビグロスボーマンの話を聞いて感動したのもある)
もちろんただの害悪ではなく、混乱技を持つことで後出しヘルガーに対して結構な勝率確保も可能である。
その他サマヨールライコウ、サンダース、カビゴンなどの突破に有効。
配分について、あやぴかを持つ以上は対ヘルガー性能を高めたいと思い、噛み砕くをやや高乱数で耐えるラインまで特殊耐久を高めた。
割と怪しいけど。

ゲンガーの配分は以下のとおり。
【実数値】165-*-86-151-101-168
【攻撃面】
10万3発+混乱ダメージでH151A85B70D102オボンヘルガーを高確率で落とせる
【防御面】
198鉢巻サイドンの岩雪崩を28/39で耐え
鬼火かけると19.13%で2耐え
160ヘルガーの噛み砕くを33/39で耐え
【素早さ】
最速100族抜き


◯立ち回り方針
相手のパーティによって立ち回りをどう変えるかかこうと思ったけど、
「カビグロスガラらへんで攻め込んでライコウで掃除」
「サンダーゲンガーで異常を撒いて他で掃除」
くらいしか書くことなかった。


◯再現用テキスト
ガラガラ (M) @ ふといホネ
Trait: いしあたま
EVs: 252 HP / 148 Atk / 4 Def / 100 SDef / 4 Spd
わんぱく Nature (+Def, -SAtk)
- ホネブーメラン
- いわなだれ
- つばめがえし
- つるぎのまい

カビゴン (F) @ たべのこし
Trait: めんえき
EVs: 212 HP / 28 Atk / 180 Def / 84 SDef / 4 Spd
いじっぱり Nature (+Atk, -SAtk)
- すてみタックル
- かみなり
- のろい
- カウンター

メタグロス @ こだわりハチマキ
Trait: クリアボディ
EVs: 204 HP / 196 Atk / 4 Def / 4 SDef / 100 Spd
いじっぱり Nature (+Atk, -SAtk)
- コメットパンチ
- じしん
- いわなだれ
- だいばくはつ

サンダー @ せんせいのツメ
Trait: プレッシャー
EVs: 240 HP / 4 Def / 120 SAtk / 124 SDef / 20 Spd
ひかえめ Nature (+SAtk, -Atk)
- 10まんボルト
- めざめるパワー [くさ]
- でんじは
- ドリルくちばし

ゲンガー (F) @ ラムのみ
Trait: ふゆう
EVs: 236 HP / 44 Def / 4 SAtk / 44 SDef / 180 Spd
おくびょう Nature (+Spd, -Atk)
- 10まんボルト
- サイコキネシス
- おにび
- あやしいひかり

ライコウ @ オボンのみ
Trait: プレッシャー
EVs: 12 HP / 80 Def / 164 SAtk / 252 Spd
おくびょう Nature (+Spd, -Atk)
- 10まんボルト
- めざめるパワー [こおり]
- めいそう
- リフレクター