stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ポケモン第二世代、第三世代について主に考察するブログ。

サンダータンク2017

やっぱりサンダータンクが一番強くて最強なんだよね(挨拶)
ということで最近恒例の(?)最近のサンダータンク最終結論について解説。
そんなにログたまってないんだけどいくつか語っておきたい要素があるのでサッと公開してしまうことにした。


55 サンダー めざ氷 威張る 身代わり 残飯
55 ミルタンク 恩返し 爆パン 鈍い ミルク飲み リボン
50 パルシェン 冷凍 波乗り 大爆発 奇跡
50 ゴローニャ 地震 文字 吠える 大爆発 黄金
50 ナッシー サイキネ めざ虫 眠り粉 宿木
50 カビゴン のしかかり 地震 眠る 自爆 薄荷

配置は採用順。

■これまでの経緯

http://d.hatena.ne.jp/stoic4486/20151011/1444553647
発端。基本形は変わっていないがタンクにリボンがなかったり梨パルの型が雑だったり今見ると色々粗が多い。
http://d.hatena.ne.jp/stoic4486/20151108/1446997688
ナッシーめざ草など、ちょっとひねったことをしはじめている。
http://d.hatena.ne.jp/stoic4486/20160119/1453194020
大差なし、、、地震タンクは弱かった。
http://d.hatena.ne.jp/stoic4486/20160123/1453561685
穴埋めにお化けを入れるという方法を思いつくが、いまいち。あとナッシーに弱い。
http://d.hatena.ne.jp/stoic4486/20161009/1475983953
同上。

■サンダー
変更なし。
ドリロとか吹き飛ばしとかも考えたけど、やっぱ単体での突破力は大事。
タンクと同じ方向性=受け出しを考えない構成にしといた方が適切なサポメンの共有ができる。
実際のところ、メジャー相手にはあまり選出はしない。

ミルタンク
変更なし。
サンダータンクの場合、電磁砲は総合的にバンギに弱くなりすぎるのでダメだった。
リボンはメジャーどころへのダメージがとても変わるので、とても重要。
リボンのないタンクは鈍い残飯「50」カビにすら誤魔化されたりする。まあリボンあっても多少はごまかされちゃうけど
エースがどちらも割と対面思考というか、あまり受け出しが得意ではないので、残りのキャラもそれに見合った形になるよう調整を行った。

パルシェン
変更なしのつもりだったが持ち物黄金→奇跡。
ガラ受けであり一時的なカビ他総合物理クッションであり菱による決定力であり爆弾でありニドキングポジション。
サンダーを釘付けにしてくるような3体(純電気は無理として、岩地面草(氷)ノーマル)を刺して崩していく。
波乗りがあると相手の冷凍パルに後出しから勝てるのも(とくにこのパはエースが冷凍パル受けれないので)大きい。
黄金はバンギの攻撃を(乱数で)2耐えするのに必要と考えていたが、ゴローニャと入れ替えで奇跡をあげ、対草、対カビのつっぱをしやすくした。
どうせ対バンギは色々と事故要素多くて安定しないし、タイマン負けるし。

ゴローニャ
実はこの構築は対カビがかなりきつく、とくにミルタンクを連れていかれてしまう50カビ対策がだるかった。
カビ対策というと色々とあるが、汎用カビ流しに加えて電気も崩せるゴローニャを採用。
やすさんが最近愛用していて、自分も入れたいな〜でも技枠足りないな〜と思っていたんだけど、とりあえず入れた。
サンダーパのゴローニャは当然対カビできるのが偉いのだが、そのほか純炎べトンバンギなど地味なところをいろいろと埋めてくれる。
他にも、50サイドンにタイマン勝てたり(圧倒的に地味)。
あと実践して思ったのは爆破が梨パルとは段違いに強いこと。
単純に種族値が高いのに加え、爆破耐性に高打点の地震があるので通しやすいというのもありそうだ。
技は爆破とコンボ対策の吠える、対ライコウバンギの地震確定、最後はライコウエア(他タンク受け)等への詰み解消で文字とした。
バトンハッサムがきつかったのも多少緩和される。
ということでエア以外の飛行に無抵抗になってしまうが、爆破は通るしサンダーもタンクも戦えるので多分問題ない。
持ち物は奇跡も魅力的だったが、タイマンで55ライコウに勝てる黄金に落ち着いた。

■ナッシー
サンダータンクはカビゴンが不安なだけではなく、実は対ナッシーもかなり鬼門だった。
(ダメじゃないかこの構築)
で、ナッシー対策どうしようかな〜と苦心していたのだが、ついに禁断のめざ虫ナッシーを導入。
めざ虫ナッシーについては梨割理論でちょろっと触れていたし、めざ虫持ちのエース型ナッシーがかつて存在していたらしいことからもわかるように、ナッシーミラーに有効なだけでなく単純な効果範囲はかなり広く、「サイキネを通さないエスパーや悪に打点を持てる(鋼はもともと宿木サイコで押せる)サブ技」として唯一性も高いのだが、何しろあまりにも漠然としているうえに打点も低いので、言ってしまえば「カビゴンにシャドボを持たせる」と同等くらいの微妙選択だよな技スぺ食うから汎用性も削れてしまうし・・・
と思っていたのだが、そもそも爆破なしめざ草ナッシーをフツーに採用できたわけだからいったん拘りを捨てて考えてみると、サンダータンクに組み込んだ場合
・両エースとも安定しないナッシーをかなり削れる(当然&最重要)
・フー☆など身代わりエスパーの起点防止(なお50フーをギリ2発という低威力なので爪があっても釘付け程度)
・サイコ一本ではバンギブラヘルガーなど悪タイプが無限に出てくるが、有限回に抑えられる(かなり不利→やや不利くらいに緩和)
など、具体的な利点が結構明確。
用途が近いめざ草と比べると、大きな欠点は
パルシェンを倒せなくなる
・バンギ☆へのダメージがかなり低い
の二点だが、この構築のエースはどちらもナッシー他のエスパーよりかパルシェンを相手するほうが得意なので問題なし、☆はどうせワンキル出来ないしナッシーも相当攻撃を耐えるから多分平気、バンギもどうせ勝てないしいっか。
爆破を抜くことによる欠点としては当然ながら対カビ性能がガタ落ちすること。
まあこの構築はゴロと自爆カビが入った(=カビ対面から無防備にナッシーに引く局面がかなり少ない)ので、とりあえず及第点か。
ちなみに、波冷凍パルとか、めざパ無しリフライコウ、さらに大昔の話をすると残飯クインなんかもその部類で、パーティの中でがっちりと噛み合った場合にはすごく輝くけど、こういった変な型は思考停止して真似しても全然強くないと思うので要注意。(訳:めざ虫ナッシー流行らないでくれ)
持ち物は対身代わり系のほか、宿木や粉を唐突に先手で打てたときのメリットが大きいので爪にしておいた。

カビゴン
ゴローニャ入りサンダーパというのは実はサンダーガラ考えてた頃に一回通った道なのだが、ゴローニャを入れた際の最大の懸念はパル梨バナという三銃士がドゥヒドゥヒ言いながら出てくることである・・・というのはわかりきっていた。
このとき、寝言恩返しカビのままだと三銃士に対して菱を撒く猶予を与えたり宿木の養分になったり寝言で催眠受けすら安定しないなど全く良い所がなく、非常にぬるい。ほぼ完全な起点になってしまう。
つまり三銃士のド起点がパーティに二体いることになり、そもそも三銃士への後出しがまるで安定しないサンダータンク(サンダーガラ)ではこれは致命傷となる。
したがって大変に出しづらく(三銃士が一体も入っていないパーティというのはほぼ無い(というか弱い))、選出段階で腐ることが多かった。
→結果、特殊受けを出し渋って総崩れになったりもよくあった。
ので、腐らない型筆頭として薄荷自爆に変更した。
自爆の枠を鈍いとか太鼓あたりの詰み技にして疑似爆弾(相手に爆破させるキャラ)とする方向性もかなり考えたのだが、その場合多分対ガラがかなりやばいことになる(ゴローニャハガネールと比べガラに立ち回り上弱い)し、汎用性でだいぶ劣る気がしたので、自爆にした。
薄荷自爆カビはほとんど使ったことのない型だったんだけど、使ってみるとその腐らなさ、扱いやすさに驚愕。
薄荷で瞬間回復しながらのしかかりガンガン打てるって強いですね(((((
寝言を抜くことで当然対特殊が落ちるが、そもそも最近の特殊は寝言で不安定な状態に持ち込んで受け切りを狙うこと自体かなり難しく(しかもこのパーティの方向性にあっていない)、薄荷での瞬間回復(あるいは眠り粉を2回中一回かわす)とかで爆破やのしかかりの威圧をかけ続ける立ち回りのほうが有用である、というか、勝ちにつながる行動になりやすい。
また、今回の微調整によってめざ虫ナッシーで対エスパー、(お化け→)ゴローニャで対電気・炎が緩和され、結局のところ対特殊はかなり緩和できいるので、最終的に大きな問題はないと判断。
お化け受けが重要な役割なのでサブ技は地震で変わらず。

■弱点
相変わらず寝言ライコウは鬼門。
あとサンダーパ相手にどれくらい戦えるのか、相当切り詰めてきたがいよいよ微妙な感はある。

■ログ
※試験的に「相手のパーティへの一言感想」もつけてみた。
嫌な人は遠慮なく言ってください、ログを含め削除要請はすぐ対応します。
ログ1:対カビパ。サンダー受け出せず死亡
ログ2:対カビパ。サンダー凍結
ログ3:対ケンタガラ。リボンタンクで全員に勝てる
ログ4:対レアコゴルダックゴローニャで爆破受け
ログ5:対カビパ。波乗りパルが決定力に
ログ6:対ワタッコHA。読みを駆使して強引に
ログ7:対爆破TA。日和った選出立ち回り
ログ8:対バクフーンA。エース釘付け