stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ポケモン第二世代、第三世代について主に考察するブログ。

ママンコイルちゃんと解説

この記事書いたあとに

一瞬POレート一位を取ったり

かなたさんに「ママンボウ+ジバコに勝てない」と言われたり

シンさんに「最近お前調子乗ってるなデュクシデュクシ」と殴られたり

金銀勢に「最近stoicさんってスベり芸ばっかりだよね」とdisられたり

したので、調子にのって解説を増強した。

※この中にひとつだけ嘘があります。

ママンボウ 再生力 図太い 熱湯 願い事 水浸し 守る ゴツメ
ジバコイル 頑丈 臆病 ボルチェン めざ氷 ラスターカノン メガネ
バンギラス 砂起こし 意地っ張り エッジ 噛み砕く 冷パン 馬鹿力 鉢巻
カイリュー マルス 臆病 流星群 暴風 文字 寝言 スカーフ
パルシェン スキルリンク 意地っ張り 氷柱針 ロクブラ 殻を破る
ウルガモス 炎の体 控えめ さざめき 大文字 蝶の舞 眠る ラム

実数値
ママンボウ:271-*-145-61-66-86
(防御特化、砂効率落とすことを重視)
ジバコイル:145-*-135-182-111-123
(臆病CS:控えめでもいいかも)
バンギラス:201-198-131-*-121-93
(投げ4耐え、ちょい振りグロスエア抜き、残り攻撃)
カイリュー:167-*-115-152-120-145
(臆病CS:ローキック一回でガッサに抜かれないように)
パルシェン:149-161-201-*-66-98
(攻撃ぶっぱ、破って125族抜き、残り耐久(珠ダメ抑える))
ウルガモス:191-*-86-187-126-138
(準速85抜き、16n-1、残り特攻)

構築作成の経緯をできるだけ丁寧に書きます。

ママンボウの強さ
ママンボウは技の撃ち逃げ合戦になった際に最も力を発揮するキャラです。その理由として以下の3点があります。
・願い事の回復量が多い
ママンボウは攻撃するわけではなく、相手の交代にあわせて願い事をうちます。
そうすると、相手がママンボウをたおせるキャラにチェンジした際にこちらの控えが136回復できるわけなので、控えの繰り出し・撃ち逃げ回数がものすごく増えることになります。
・再生力で交代時に1/3回復
ママンボウ自身が願い事の恩恵をうけることもたまにありますが、再生力のおかげで願い事が叶うターンに引っ込めてもママンボウが回復出来る点はかなりな強みです。
残飯回復に依存してる願い事キャラと違い、願い事サポートを行える回数も段違いに多いというわけです。
・自身の役割がそれなりにある
どんなに強力なサポート性能を持っていても、撃ち逃げ合戦において場に顔を出せないと意味がありません。
ママンボウの場合は、以下の様なキャラに繰り出すことができます。
ローブシン
・ギロチンのないグライオン
・火力低めor鉢巻ハッサム
マンムー
バンギラス
バシャーモ(けっこう怪しい)
・ギロチンの無いグライオン
・物理ドラゴン(積み技無し)
ランドロス
メタグロス
ラグラージ
(他人のキャラランク見ながらなので粗があるかも)
耐久目安としては、
陽気鉢巻ガブリアスの逆鱗:127~151/271(やや高乱数2発)
鉢巻バンギのエッジ:118~141/271(砂塵込で乱数)
特化徹子ブシンの珠ドレパン:97~114/271
こんなかんじです。
「耐えねーじゃん!」と思うかもしれませんが、これはかなり硬い方と言えます。
このへんをどうしてもきっちり耐えたい場合は残飯をもたせると良いでしょうね。
また、これらはタイマンからだと水浸しによって火力を2/3にすることができ、そうすると願い事守るによってほぼ受けきることができてしまいます。
熱湯で火傷を引いてしまえばもうゴミクズのようなものです。
そんなかんじで、よっぽど極端な火力(オノノクスとか)でないかぎり、ママンボウを鉢巻・スカーフの物理ポケが突破するのは困難というわけです。

ママンボウ単体での弱点
ママンボウの強みは
「とにかく高い物理耐久」「多彩な回復ソース」「水浸し、熱湯で決定力減衰」
主にこの3点で、これの効果が薄いキャラに対してはかなり隙を見せることになります。特殊耐久は全然高くありません。
また、自身の火力があまりに低かったり異常耐性がないため、一部のキャラにはタイプ上有利なのに起点にされたりします。
使っていて具体的に辛い、よく出てくると思うのは
キノガッサ
スイクン
ボルトロス(霊獣化身どっちも)
・サンダー
ラティオス
ユキノオー
・特殊グドラ(+ニョロトノ
クレセリア
・ポリゴン2
・ラッキー
(・ゴチルゼル:あまり当たらなくてしらない)
※以下、相手視点だと出したくないかもとも思う
ウルガモス
・カバドリ
ヒードラン
キュウコン

ママンボウの相性補完〜現在の構築〜
願い事サポートによってアドバンテージを取ることの出来る性能を持つキャラは相性が良いと言えます。
要はスリップダメージを軽減したり、体力満タンが発動条件な効果を複数回使用可能になるわけなので、
・頑丈、マルスケ、タスキ
・岩弱点
このへんは、普段はなかなか実行できない「場に出しまくる」という行動をとることが容易になります。
ここからは自分の構築にはいったキャラと、ママンボウとコンビを組むことでの利点を考えてみましょう

ジバコイル(眼鏡)
ママンボウの弱みに挙げた中でもとくに
スイクン(零度含む)、ボルトロス、サンダー、ニョロトノ
このあたりに対する性能がとても高いです。
ジバコ視点で見ると、願い事で頑丈復活が可能だったり、水浸しでジバコが一致弱点を誰にでも突けるようになったり、ジバコが苦手な地面ポケの多くをママンボウが受けることが出来るというメリットがあります。
また、上記のとおりママンボウは岩、ドラゴンなどの技に対する性能が不安なところがありますが、ジバコは一応それらを半減可能であるため、ジバコに対して例えばバンギやガブが出てきた際にエッジ逆鱗を打つことはあまり多くなく、結果としてママンボウの延命にも繋がっていると言えます。
「ママンコイル」というのはローテが発祥のコンビらしいですが、シングルでも十分扱いやすい組み合わせでした。
ちなみに持ち物を眼鏡にしておくことで、雨の降っている中での雷がグドラを一撃で葬ったり、ボルチェンがバンギにわけわからん蓄積を与えたりします。
ママンボウを組み合わせると、ジバコの拘り選択可能な回数が増えるため、たとえばガブ+スイクンという構成に対してスイクン対ジバコという対面を作った場合に、交代読みめざ氷が一回決まれば勝つことができます。
ラスターカノンを持っておくと、ユキノオーマンムーをぶちころすのに役立つことが多々あります。

バンギラス(鉢巻)
ママンボウの弱点の中で、水タイプにはジバコが強いとして、その他の
ボルトロス、サンダー、ラティオス、(雨パ)、クレセリア、ポリゴン2、ラッキー、ウルガモスキュウコンヒードラン
など炎エスパーに対しての穴をまんべんなく塞いでくれます。
ママンボウ的には、砂嵐が吹くことでローブシンなどの消耗が早まることや、そもそもバンギが格闘地面ポケ(ママンボウにたいてい弱い)を呼ぶことが出来る点も理にかなっています。
また、とくに受けループに対してはママンボウ+バンギが強いです。
たとえばラッキー+グライオンなんかと戦う場合は、バンギを願い事でひたすらラッキーの前に繰り出し、どこかで噛み砕く急所とか交代読み冷パンを決めればそのまま崩すことができます。ジバコでスタンパちっくなものを崩すときもそうなんですが、ママンボウのおかげで拘りの試行回数が激増しているのが重要です。

さて、ジバコとバンギでママンボウの弱点はかなり塞げていますが、
キノガッサバシャーモ、積みドラゴン、ウルガモス
このへんはバンギ+ジバコではほとんど塞げていないというか、むしろ弱くなってるくらいです。(ウルガモスはまだマシかな)
ということで、残りはおもにこれらへの対策を用意したいです。
また、ボルトロスに対してはジバコバンギがそれなりに強いものの、メイン技を無効化出来る奴がおらず、ガッサ馬車あたりにちゃんと強いじめんタイプというのもあまりいないため(今気づいたけどマンムーはいいかも)、なるべくボルトロスに隙が無い3体を組み合わせたいところです。

カイリュー(スカーフ)
ガッサ、バシャーモ、積みドラゴン、ウルガモスのすべてにそれなり以上に強いです。
スカーフにし、なおかつ最速で採用しているのは、ガッサに交代際ローキック等を打たれた場合に不利な択ゲーを防ぐという意図があります。
また、一回加速したバシャーモと一応同速以上の関係になれるという点や、砂の吹いている中で意地っ張り竜舞グドラに先制するといったようなメリットもあります。
積みドラゴンのなかでは、カイリュー以外には対応することができます。
臆病スカーフであること、特殊型であることによる火力低下は、ママンボウで試行回数を増やして補ってください(((
マルスケを復活可能であるため、こいつ自体ママンボウとの相性はよいです。

ウルガモス(ラム)
ガッサにカイリュー一体だけだと全然安心できなかったり、積み技無双のハッサムを倒したり火傷させたりできたらいいなーと思ってウルガモスを採用しました。
あと、ユキノオーが地味に怖いのでその対策も入れたいというのもありました。
ウルガモス同士のミラーマッチとか、意外としんどいポリ2に対して積み切って攻撃することを狙ったり、ヒードランを無理やり圧殺したり、さらにガッサ耐性をつけることを考え、眠るラムorカゴ型で採用してみました。バンギがどうしても出せないような場合に受けループ突破手段として使うこともできます。
ぶっちゃけ眠るを駆使して積み切ることなんてほとんどなく、そもそも蝶舞を積むことすらすくなく、「それなりに素早いフィニッシャー」として使うことがほとんどです。
ママンボウとのコンビを組む観点では、ステロの超痛いダメージを普段に比べればかなり軽減できたり、たまにウルガ対策として使われるスカーフガブとかをママンボウが余裕で受け切れるのが良いです。

パルシェン(珠)
さて、ウルガモスを入れ(てしまっ)たことによってドラゴンに対する穴がむしろ広まってしまったので、最後枠には唐突にパルシェンを入れました。
また、キノガッサバシャーモドリュウズあたりが全抜きする可能性を減らしたかったため、最終的には珠持ち、礫持ちの一般的な珠パルシェンに落ち着きました。
珠氷柱針はバンギとかナットレイとかをぶっ飛ばせる威力らしいですが、実現したことはありません((
本当はロクブラじゃなくて寝言がいいような気もします。
カバルドンを一撃で倒せないせいで、ドリュウズの前で寝ちゃったりするので。
鉢巻にすると小回りが効かないしそもそもバンギから受けループを崩せなくなる。
ママンボウに対して出てくる相手にパルシェンを後出しできる」ということはほとんど無いです(せいぜいジュエル逆鱗でママンボウが死んだあとに死に出し可能なくらい)が、積んだあとはボルトロスウルガモスキノガッサあたりをぶちぬくことが出来るため、相手のそれなりに硬い連中(ローブシンとかスイクンとかメタグロスとか)を呼ぶことになり、そのへんがこれまで採用してきた連中にとっては比較的対処が楽だったりするので、そのへんは結構絶妙なバランスが取れたかな。
ウルガモスが積んで相手を殴って相手が物理でウルガを止め、その物理を起点にパルシェンが破る(あるいは逆パターンも)みたいな、いわゆる積みループのような動きも可能です。

ゴチルゼルとかにちゃんと戦えるかわからないとかカバドリには絶対不利っぽいとか弱点はちらほら見えるけど、今のところこれより最適化するのは厳しいかな。

○その他面白そうなキャラ
・サンダース、ライコウ
水や電気飛行組に強い点はジバコと似ていますが、気合玉ボルトロスにもちゃんと対応していることや、ウルガモスとかに割りと強いのが偉いですね。

・霊獣ボルト
電気を無効化できます!!(
別に願い事サポートあるんだし無効化しなくてもいいんじゃないかとも思う。
ダースライコウもですが、水浸しを攻撃的に活かせるのが偉いですね。

ソーナンス
願い事でソーナンスであってもHPを半分くらい回復できるので、バンギ以上に眼鏡ラティとかに対しては圧倒的に強くなれるかもしれません。
ただ、マンムーとかローブシンあたりにナンス自身がつよすぎて、ママンナンスに出てくるようなローブシンは毒持ち個体になっちゃうような気がしなくもない。

ドリュウズ
電気飛行組に強く、バンドリにもなっており、さらに後出し時のリカバリーも効いてタスキ復活が可能、ウルガモスとかにもけっこう強い、ローブシンあたりを激しく呼ぶなどなかなか相性は良いように思います。

・ラティ
ガッサとかスイクンとか霊獣ボルトとかに強い。
眼鏡流星群をいつもより多めに打てる。
ただ、積みの起点になることも多い。

キノガッサ
出せる相手としては誰がいるのかよくしりません(((
岩地面にはママンボウも強いし。
水浸し+タネマシンガンがかなり夢があるので、ガッサを入れるならばタスキとか珠持ちのテクニシャン型がよさそうですね。

しかし読みにくいなあこの記事。
もっと画像を駆使したりして美しくまとめたいね